壊れたアーコールチェアが奇跡の復活!みんな家具は大事に使って壊れても家具職人に相談しながら長く使おうぜ

ものすごく長いタイトルを付けてしまったわけですが、とにかくボクは今モーレツに感動しています。

つい前日デブキャラも定着してきたヤガーの重さに耐えかねてか、4年ほど使っている椅子の背もたれ部分がぶっ壊れてしまい、ある意味自分でも呆れながらブログ書いたんです。
【悲報】eacol(アーコール)のアンティークチェアーがぶっ壊れた

そうしたら、なんとFacebook投稿を見た知り合いの家具職人さんが「うちに持ってきてくれたら直しますよ」なんて声をかけてくれたんです。この時は修理のことなんか全く頭になくて、とりあえず背もたれ外しても面白い形のスツールとして使えるかなんて考えていました。それが、、、直るだと!?

ひっぱってもしょうがないので、もう修理後の椅子をお見せしますよ!

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一目瞭然ですが、写真向かって左端の太い縦棒の結合部分が折れていたのですが、折れた部分だけではなくその棒自体を再現してしまったのです!焼き印が押してありますがお店の名前はluftwerkstuätte、ルフトウェルクシュタトと読むんだそうですが未だに覚えられません(代表の石井さんスミマセンw)

一本の角材から曲線的なパーツを作りだす職人技

工場に椅子を持ち込んだついでに少し作業を見させていただきました。必要最低限の広さと機械とおっしゃっていましたが木の匂いがどこか懐かしい作業場でした(そういえば実家の目の前が大工さんの家で作業場とかよく出入りしてました)。

まずは角材を正方形になるように削っていきます。ちなみに、用意してくれた部材はタモ材だということです。

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正方形になった角材の角を45度削っていきます。

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カンナで調整!

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そうすると、正八角形になりました。

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ここからさらに角をとっていくと・・・

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正十六角形になります。こうなるとほぼ丸いんですが・・・

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さらにカンナで削って正円を目指します。

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円柱型の棒ができたところで、今回のパーツが太さが上下で異なる曲線上の計上をしているため、上端・下端の差し込み部分を作ります。

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機材を巧みに操ってあっという間に切り出してしまいました。

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一番太い部分から、上で削りだした差し込み部分まで自然な曲線で変化しているのですが、まずは大雑把に徐々に補足なるよう水平を削りだす機械にあえて端に高さを出す板をかませ(もちろんこの板も計算された高さに別途切り出したもの)削っていきます。

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こうして、徐々に太くなる四角柱のような形ができました

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ここからさらにカンナで円柱になるよう調整しいていきます。

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また、仕上げ前の状態ですがホラッ!ほとんど同じ形になってるでしょ?
こんなの手でできるんだ・・・。職人すごすぎる・・・。

Luftwerkstätte(ルフトウェルクシュタト)さんのショールームがオシャレすぎ

さあ、こんな技を見せつけられたらルフトウェルクシュタトさん(相変わらず言いにくいw)が作る家具がきになるでしょう?実はかなり気に入っているオーシャンビューのコワーキングスペース&シェアアトリエ「KANAYA BASE」のテナント部分にショウルームがあるんです。こちらも何度もお邪魔させていただいているので、その時の写真をご紹介します。

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代表の石井さんが気に入って中古で購入したというタイプライターが子どもに大人気(笑)もれなく、ウチの子たちにも大ヒットです。

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むちゃくちゃオシャレなわけですよ。

基本的にオーダーメイドで作成されているということで、他にはない希望通りの家具を作ってくれちゃいますよ!

§

んで、今回の件で自分自身思い直したのが今まで何でこんなに簡単に、壊れたものを捨てたり使うのを諦めたりしていたんだろう?ってこと。

DIYは好きな方なので自分で直したりもする方なんですが、椅子となるとやはり直せるものだとは思ってなかったし、修理コストなんかを考えると捨てちゃって買い替えた方がよっぽど安い。IKEAやニトリなんかも良く利用するし、それ自体を否定する訳ではないけどルフトウェルクシュタトの石井さんから「使えるんだから直してあげたほうが良い」っていう、考えれば当たり前の思考方法が消費社会に慣れすぎてしまって欠落してしまっていたんだなぁと。

創造物については、一から作るよりも壊れたものを修繕する方がよっぽど難しいし非効率な場合も多いです。ただ、やはり資源の問題まで考えればメンテナンスしながら長く使うほうが良いに決まっているし、それを手伝ってくれる職人さんがいるというのは本当に幸せなことだなぁと感動しちゃったわけです。

今回知り合いということでここには書けないくらいリーズナブルな価格で修理してもらってしまい、むしろ申し訳ないくらいだったんですが、さらに物を大事に使おうっていう当たり前の考え方も再認識させてもらって感謝の気持ちしかありません!

こんなルフトウェルクシュタトの石井さんに家具や内装お願いしたい!という方、ぜひホームページを覗いてみてください!心の底からオススメします!

luftwerkstuätte
Luftwerkstätte(Facebookページ)
・ショウルーム: 千葉県富津市金谷2178 金谷ベース1F
・ファクトリー: 千葉県富津市下飯野2889

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