十分な光量でクラス最小のTTLストロボ「ニッシンデジタル i40」が万能すぎる!(前半バウンス編)

写真を撮るのは昔から好きで、取材に行った時やブログでガジェットを紹介する時の撮影も全て自分でこなしてきていますが、なかなかもう一歩踏み出せなかったのがストロボです。これまで使ってきたデジカメにも内蔵ストロボがついていましたが、光量が十分でなく発光の角度も変えられないため、いかにもフラッシュたきましたって感じの写真が嫌いでとにかく「フラッシュは使わない」をもっとーにしてきました。

しかーし、いくらISOで感度をあげようとも限界はあるもの、暗い室内での撮影などでストロボあったらなぁなんてボンヤリ考える日々が数年続いていたのですが、ちょっとよさげな商品が発売されていたのです。


ニッシンデジタル公式ホームページ: ■i40 製品概要

このi40は、1959年の創業以来50年以上ストロボ専業でやってこられたメーカーニッシンデジタルさんがCP+2014で発表し、すでに大人気商品になっているストロボなのです。

単3電池4本が入るクラスでは最小のボディながら、十分な発光量。さらに、バウンスは上方90°、左右に180°に対応する自由度の高さ。オートズームにも対応し、ワイヤレスTTL、LEDビデオライトなど、なんとなく想像できるストロボの用途に関しては全部入りなんじゃないかという機能の多さ。
※キヤノン用 / ニコン用 / フォーサーズ用(オリンパス,ルミックス)/ ソニー用 / 富士フイルム用 がそれぞれ発売されています

それでいて、メーカー希望販売価格 21,578円(税別)という廉価なんだから、同じ機能を純正で手に入れようとしたら倍では済まないかもしれない状況を考えると非常に魅力的なんです。

という具合に目をつけていたところ、同郷のプロカメラマン礒村浩一さんからも「これいいから使ってみな!」とi40の実機をお借りすることができたので、ストロボ素人が色々な機能について試してみようというわけです。


バウンス:上方90°、左180°、右180°


ストロボを自立させることのできるスタンドが付属していますが、裏に三脚穴もついていて普通のカメラ三脚にマウント可能!


人物がいる時のバウンス撮影で便利そうなキャッチライトパネルは発光部上部からスライドして出てきます


発光部下部からはワイドパネルがスライドして出てきます。これは16mmの広角まで対応し広い範囲に光を行き渡らせます。

バウンス実験・角度による効果を確認

これまでで一番困ったのが、結婚式や二次会など室内の暗い状況でのポートレイト撮影。ロウソクだけなんていうほとんど環境光がない状態もあるので、いくらISOあげてもザラザラすぎて使えない・・・なんてこともありました。こんなときにバウンス撮影したらいい感じになりそうだなと。

とはいえストロボ自体まともに使ったことがないので角度によって写りにどのような違いがでるのか試してみました。
・ストロボはTTLモード、+-0で設定しています
・カメラはホワイトバランスをオートに、三脚に固定してMFでピントを合わせ、その他の設定はいじらないようにしています。

20150910_01_bounce_01a 20150910_01_bounce_01b
まずは比較用にストロボなしで撮影。さすがに暗いです。

20150910_01_bounce_02a 20150910_01_bounce_02b
普通に正面に向けて撮影。もろに光があたって影も強すぎ、不自然な感じです

20150910_01_bounce_03a 20150910_01_bounce_03b
続いて上部45度くらいにバウンス。影が自然な感じになりました。

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上部90度MAXのバウンス。45度とあまり差がない?

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左右180度回転するので被写体の逆側にバウンス。さらに柔らかくなった気がします

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キャッチライトパネルを立ててみました。バウンスに加え被写体の方向に反射が多くいくのでただバウンスするより正面が明るくなっています。なんとなくこれが一番よさそう。

専用ディフューズキャップを使って効果を確認

i40には専用ディフューズキャップがついてきます。ディフューザーとは光源と被写体の間に置くことで被写体上の反射と影の差(露光比)を小さくする照明機材のことで、この半透明のようなプラスチックキャップが露光量を低下させずに光を柔らかく拡散してくれます。

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直接ストロボを向けていますが、ディフューザーのおかげで若干和らいでますね

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専用ディフューズキャップ付きで45度バウンス。ディフューザーのせいか正面との差があまりない

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専用ディフューズキャップ付きで90度バウンス。これまたディフューザーのせいか45度との差が軽微

ちょっと分かりにくいので、ディフューザーありなしで、バウンスの角度同じものを並べてみます。
左:ディフューザーなし
右:ディフューザーあり

20150910_01_bounce_02a 20150910_01_bounce_010a
正面

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45度バウンス

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90度バウンス

ディフューザーをつけるとそもそも光が拡散するので、バウンス角度による効果の差が少なくなっているのがわかります。正面に向けても不自然さがだいぶ解消されてますね。バウンスさせる場合は天井や壁の距離や色が影響すると聞いたことがあります。自宅の室内なので分かりやすい天井の高さでしたが、結婚式などで天井が高い場合はバウンスの効果を期待できない場合もあり、そんな場合はディフューザーを使う?っていうのが良さそうですね。

§

そもそも全体的に暗すぎ!とかピント合ってないとか突っ込まれそうですが、同じアングルからバウンスの角度やディフューザーのあるなしでどういった変化があるのか分かって一歩前進した感じがします。

次回はi40ならではの機能を使ったさらなる実験にチャレンジ!

ニッシンデジタル i40 フォーサーズ用 【正規品】【ダイレクト販売限定モデル】
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