大きなデザイン変更を行い、Chrome拡張機能として復活したAmaQuickですが、その後も細かいアップデート対応を行っています。このブログで紹介していなかったのですが、v1.0.2では価格取得に対応していました。このアップデートはAmaQuickの昔からのヘビーユーザであるネタフルのコグレさんがブログで紹介してくださいました。
「AmaQuick」は、Amazonの商品ページから簡単にAmazonアソシエイトのコードを取得することが出来るGoogle Chrome機能拡張です。表示内容は自分でカスタマイズすることができるのですが、今回は価格表示のタグに対応しました。
via: [N] Amazonの商品ページからアフィリエイトタグを簡単コピペするGoogle Chrome機能拡張「AmaQuick」価格の取得が可能に!
Amazon Product Advertising APIを使って価格を表示する際の注意事項
AmazonはProduct Advertising APIのライセンス契約でAPIから取得される商品情報についてキャッシュする場合は24時間以内にすることを明記しています。
お客様は、画像で構成されていないコンテンツを、データキャッシュの目的で、24時間まで格納することができますが、それをした場合は、その後直ちに Product Advertising API にリクエスト送信を行うか、または新しいデータフィードを取り込み、お客様のアプリケーション上の商品関連コンテンツを刷新することにより、商品関連コンテンツを直ちに刷新し、再表示しなければなりません。
在庫状況・価格の表記については日時を表記
特に、在庫状況や販売価格はリアルタイムに変化するためもともとはリアルタイムにAPIで表示する以外は価格の表記を禁止していました。ただ、同じくライセンス契約ページを確認してみると下記のような条項がありました。
(o) お客様が商品関連コンテンツをデータフィードから取得する場合、または、お客様が Product Advertising APIに リクエスト送信をする、もしくはお客様のアプリケーション上の商品関連コンテンツを刷新する頻度が1時間に1回以下の場合は、お客様のアプリケーション上の価格情報または発送可能時期についての情報に隣接して時刻/日付のスタンプを含むものとします。ただし、お客様が、アプリケーション上に表示された価格情報および発送可能時期についての情報を同日中にリクエストおよび刷新した場合は、スタンプの日付部分を省略することができます。許容されるメッセージの例は以下のとおりです。
・Amazon.co.jp 価格: JPY 3,200 (01/07/2008 14:11 JST 時点 -詳細はこちら-)
・Amazon.co.jp 価格: JPY3,200 (14:11 JST時点 -詳しくはこちら-)
取得日時を併記することで価格の表示が可能になるとの説明です。
AmaQuickでは現在日時を取得するタグを用意しているのでテンプレートに、
(${yyyy}/${mm}/${dd} ${hh}:${mi}時点の価格)
のように追加しておけば自動的に日付の表記が完成します。
さらに下記のような免責についての文章をつけることも推奨されています。
「価格および発送可能時期は表示された日付/時刻の時点のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、購入の時点で [Amazon.co.jp もしくは Javari.jp またはその他の関連アマゾンサイトの適用ある方] に表示されている価格および発送可能時期の情報が適用されます。」
少し長い文章ですので、この説明は別ページに書いておき「詳細はこちら」などとしてリンクするのがスマートかもしれません。
新品・中古品・コレクター商品・再生品の価格に対応
いままでのAmaQuickは新品価格のみに対応していたため、アマゾンに新品の在庫がなくマーケットプレイスからの中古品などしかない場合は価格の取得ができない状態でした。自分がユーザーだったとしてもブログなどで紹介されている商品が中古品だったりして迂闊に買ってしまった場合に困ることもあると思い、当初はマーケットプレイスは対象外にしていました。
ただ、AmaQuickの画像取得などを便利に使っていただいているユーザさんからなるべく多くの商品に対応して欲しいという要望も聞いていたため、中古品・コレクター商品・再生品の場合は商品種別の表記を行った上で価格が取得できるようにしました。
${formatted_price}という整形済価格を取得するタグ(¥マークや桁区切りカンマ)を使っている場合、価格の後ろに「(中古品)」などと表記されるようにしています。
また、未整形の ${price} タグでは数字だけが取得できますが商品種別を判別できるように ${price_type} というタグも追加しています。
${price}円 (${price_type})
のようなタグを使えば、自由に表示方法をカスタマイズできます。
§
Product Advertising APIはKindle商品やJavariの商品など一部価格情報が取得できない場合がありましたが、AmaQuickはブラウザの拡張機能ですので、APIで取得できない場合は商品画面から直接価格を取得するハイブリッド仕様になっており、かなり広い範囲の商品で有効です。このページで説明しているように変化の激しい価格情報は固定で表示するのは規約違反になりますので、価格を表記する場合は必ず取得日を表記するようにしましょう。
インストールは下記Chromeウェブストアからどうぞ。
インストール済の方は自動アップデートされているはずですが、現在の最新バージョンはv1.0.4ですのでご確認ください。
Chrome ウェブストア – AmaQuick
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