ブロガーサミット2013に期待されていたかもしれないこと #ブロガーサミット

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ブロガーサミット2013の公式ハッシュタグ #ブロガーサミット から分かること [C!]

先週土曜日に参加したブロガーサミットについて、前のエントリーではTwitterまとめから余談的な部分のみ書きました。本記事ではイベントで話された内容についてもちょこちょこ感想書こうと思います。比較的前の方に座れたのでパネリストの方々の写真付きです。全体の感想は最後に。

パネルディスカッション1 「ブログ~この10年~」

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モデレータ:
	中山 記男 エアロプレイン アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 ブロガーリレーション担当
パネリスト:
	清田 いちる氏  小鳥ピヨピヨ ギズモード・ジャパン初代編集長(現長老)
	岡田 有花氏  フリーライター/IT戦士
	Otsune氏  Otsune ネットウォッチャー
	佐々木 大輔氏  アルカンタラの熱い夏 LINE株式会社、執行役員

ブログ関連事業を本職にしていてブログメディアの編集長も経験・ご自身も10年選手のブロガーというまさにブログ10周年の生き証人であるいちるさんと、ブロガーっていうかIT記者なんだけどWEBメディアにブログっぽいゆるコンテンツを提供する変わり者ゆかたんと、説明不要のキングオブネットウォッチャー@otsuneさん、そしてLivedoorブログの担当として長年サービス提供側からブログ界をみてきた佐々木さん

10年を振り返るという内容だと、MovableTypeの登場、パーマリンクの発明、テキストサイトとブログ、無断リンク・ディープリンク禁止とかの懐かし話は納得なんだけど「そうだったねぇ」と頷くだけでありまして。ボクも含め(?)高齢化が進んでいると揶揄されていた参加者はともかく、このイベントで何かタメになることを盗んでやろう的な鼻息の荒い参加者がいたら拍子抜けしたかもなと思ったり。ただ、雰囲気を察したのか何故か佐々木さんがしきりにステマ話をしたがるという謎キッカケから、Otsuneさんに炎上話を促すという展開がありましたが、この流れがもっと早く始まってればなと思ったり(いや、ステマ話は個人的にもういいんですけど)。

オープニングからものすごい面子!と思ったんですが、結果的にはこの面子だったらもうちょっと後半のセッションが良かったんじゃないかと。多分たくさんネタもっている方々なので、前のセッションの雰囲気を察しながら深いテーマに進んでいくという可能性があったのでは。

まあ、運営側じゃないので勝手に言ってますがw

パネルディスカッション2 「個人ブログからブログメディアへ」

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モデレータ:
	徳力 基彦 tokuriki.com アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 代表取締役社長
パネリスト:
	新野 淳一氏 Publickey ITジャーナリスト/Publickeyブロガー
	村井 智建氏&宮下 泰明氏 AppBank APPBANK株式会社
	伊藤 春香氏  「はあちゅう主義。」 美容クーポンサイト「キレナビ」編集長
	堀 正岳氏  Lifehacking.jp ブロガー・研究者

恐らく、この回がベストセッションだったという人が多いのだろうなと思います。

もともとブログでも収入を赤裸々に公開されているPublickeyの新野さんをきっかけに、AppBankも巻き込んで広告代理店の手数料の生々しい話とか。あとは、AppBankはiPhoneアプリの情報ブログからついにはリアル店舗も含めスタッフ100人以上とか夢のある話!プロブロガー的なネタを期待していた人には一番おもしろかったんじゃないかなと。あとは、AppBankの芸人的ノリの良さとはあちゅうのそっけなさ。堀さんは相変わらず話うまいですー。

さて、マネタイズの話で盛り上がりつつもキャラ立ちしたメンバーを活かしきれずに終わるのかと思いきや!

!?ツイッターからのちょっかいもあり

無事はあちゅういじりに方向修正され、ステマ女王認定でこの日一番の笑いが起こったのでした。

パネルディスカッション3 「ブログサービスの近未来」

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モデレータ:
	四家 正紀 裏4k アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 シニアコンサルタント
パネリスト:
	貝塚 健氏 ヤフー株式会社 企画本部 サービスマネージャー
	寺崎 宏氏 NTTレゾナント株式会社 メディア事業部 ソーシャルサービス部門 主査
	関 信浩氏 シックス・アパート株式会社 代表取締役CEO
	吉田 健吾氏 株式会社paperboy&co. 常務取締役/ 株式会社ブクログ 代表取締役社長

3つ目のセッションはブログ事業者ばかりが集まって業界話の会でした。内容的に会場の反応が薄いように感じましたが、各社得意な分野を伸ばすために色々な施策をしているのが見えてよかった(個人的に作る側の目線もあるため)。

ボクが気になったのは共通して「ローカル」がテーマになってきているなということ。gooブログはNPOや地方自治体をターゲットにシニア層にも使いやすい有料サービスをやっていこうとしている。また、Yahooは地域×食べ物の括りで地域密着型のサービスをやろうとしていること。個人的に地域振興の活動していることもあって、こういった活動が地方の活性化に役立つのであれば大いに歓迎したいと思っています。

パネルディスカッション4 「ビデオブロガーの今」

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モデレータ:
	徳力さん
パネリスト:
	ジェット☆ダイスケ氏 ガジェット☆ダイスケドットコム ビデオブロガー
	アリケイタ氏 ビロガー アリのチャンネル ビデオブロガー
	佐々木あさひ氏  YouTube sasakiasahi メイクアップパフォーマー
	タムカイ氏 ブログ「タムカイズム」企画運営 / 「ブロネク!」広報担当(自称)

YouTubeやGoogle+などテキストや写真ではなく動画を中心に情報発信している人たちのセッションでした。モデレーターの徳力さんも言っていましたがいつまでたっても「動画って難しいんでしょ?」のイメージから進まない感があるビデオブログですが、実際の成功事例として現役トップYouTuberのお三方がそろって登壇され「意外と簡単ですよ」と言っているのは良かったと思います。

そして、動画といえばUstreamやGoogleハングアウトをつかったインターネット中継も情報発信ツールとして定番化してきました。まだまだ個人用のツールとしては敷居が高いのでしょうが、タムカイさんが紹介していたブロネク!のようにコミュニケーションや出会いの場としても使えますし、ツイキャスのようにモバイルをターゲットにより敷居を下げるサービス・ツールが増えていけば、よりたくさんの人が動画で情報発信するようになると思います。

YouTubeダウンロードのエバンジェリストの私としては(ヲイ)今まで動画に関しては消費するばかりでしたが、協力なプレゼンテーションツールとして、またコミュニケーションツールとして発信側としてもとても楽しくなってきています。まだまだ下手くそですが、楽しみながら色々試したいと思ってます。

パネルディスカッション5 「ブログライフバランス」

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モデレータ:
	中山さん
パネリスト:
	メレ山メレ子氏  メレンゲが腐るほど恋したい ブロガー/「メレンゲが腐るほど恋したい」運営
	岡田 康宏氏  サポティスタ サポティスタ主宰
	野間 恒毅氏 ワンダードライビング 「ワンダードライビング」主宰/ワンダーツー(株)代表取締役
	津田 大介氏  津田大介公式サイト ジャーナリスト/メディア・アクティビスト

昆虫が好きすぎるメレ子さん、サッカーとアイドルが好きすぎる岡田さん、ガンダムとPerfumeとミニ四駆が好きすぎる野間さん、音楽とTwitterが好きすぎる津田さんをパネラーに趣味が本職に変わった瞬間・キッカケなどのお話でした。

どなたも好きを追求していったら仕事になったという、はたからみれば夢の様なキャリアパスに感じられますが、そこにいたるには並大抵ではない積み重ねがあったものと思います。

野間さんのお話はエンジニア・ブロガーの先輩としていつもタメになって目からウロコはもう出尽くしたレベルです。「ブログは自分のために書く」が一番共感できる部分だったりしますが、本当に初心忘れるべからずですね。

パネルディスカッション6 「ブログを書くということ」

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モデレータ:
	徳力さん
パネリスト:
	コグレ マサト氏  [N]ネタフル ブロガー/浦和レッズサポーター。
	いしたにまさき氏 [mi]みたいもん! ブロガー/ライター/アドバイザー/内閣IT広報アドバイザー
	松村 太郎氏  tarosite.net ジャーナリスト/キャスタリア株式会社 取締役
	粟飯原 理咲氏 アイランド株式会社 代表取締役社長

最後のセッションはいしたにさん、松村さん、コグレさんというブログを語るのに最も適しているだろうお三方と、レシピブログを運営している粟飯原さんのお話でした。何しろどんどん含蓄のある名言が飛び出すので大変です。

いしたにさん「ブログの良さは書き散らかしていいこと。ログが蓄積されてくると知らなかった自分の好みを発見できる」

松村さん「時間は裏切らない」

いしたにさん「今満たされているひとはブログ書かなくてもいい。」

いしたにさん「ブログを書くのは素振りと一緒。普段から書いていないと、いざというチャンスに力を発揮できない」

10周年というテーマのイベントでもあり、ここまでの各セッションでも「どうしたらブログを書き続けられるか?」という問いが何度も繰り返されました。そこにはやはり「自分が楽しむ」という趣旨の回答が多かったのですが、それを裏付けてくれる言葉たちです。

さらに粟飯原さんからはレシピブログから本を出版し200万部売れたなどの成功事例の紹介がありました。

粟飯原さん「レシピブログ参加者は3-4か月でどんどん料理写真が上手くなる」

レシピというジャンルに特化し、そこからスターがうまれる仕組みを準備することによりまさに人生が変わるような体験を提供しているわけです。「なぜ書くか」の動機の部分をサービス側が提供しているともいえると思います。これは本当に難しくて素晴らしいことだと思います。

ブロガーサミットに何を期待していたのか

ちょっと出遅れたので、他の方の感想記事などもいくつか見たのですがあまり得るものが無かった的なコメントも見ました。もちろん1000人も集めたら色々な目的で参加しているでしょうし、全ての参加者に100%満足するコンテンツなんて無理だと思うのですが、そうなると逆にどんな話題を期待していたのか予想してみたくなります。

1)プロブロガー的なテクニックや心構えなど

セッション2でマネタイズの話が盛り上がったりしましたし、うちわによる会場アンケートではお金目的でブログ書いてる人ってほとんど挙がらなかったんですが、あわよくばという参加者が多かったのかもしれません。そういう話の掘り下げがあるセッションがもっとあっても良かったかもしれませんが、パネル方式のイベントに求めることでもないかと思いました。てか、プロブロガー本読んで実践しろやという話かと。

プロ・ブロガーの 必ず結果が出るアクセスアップ テクニック100 ファンにも検索エンジンにも好かれるブログ運営の極意
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てか、まだ書評書いてませんね・・・スミマセンもうすぐ・・・。

2)ブログの次の未来的な話

10年続いたブログの時代。これからどうなる的な予想とかを期待していたのかもしれません。セッション3がそのテーマに近そうでしたがどちらかというと事業者側の話になってしまいトンデモ的な予想とかがでてこなかった。でも、これってブログはこのまま残りますよという話の裏付けのような気がします。ブログはパーマリンクやタイトル・本文・追記の基本的な文章構造など、実は技術で簡単に変わるような部分ではなく、情報発信のかなり基本的な部分を定義したことに本質があると思っています。だからこそ、プラットフォームとしてのブログはそれほど変わらず、ただもう少し便利になるような発明が付け加えられていくのだと思います。

強いていえば、NAVERまとめやトゥギャッターのようなまとめ・キュレーションサービスについての言及があるかな?とは思いましたが全然ありませんでしたね。

3)他のブロガーさんたちとの交流

これに関しては、参加者の多さもありますし第二部は懇親会にあてられていたので、満足された方が多かったのではないかと思います。ぼくは都合がありパネルが終わったあと知り合いのブロガーさんにご挨拶するくらいで帰ってしまいましたが。

§

もし、もっと具体的なテクニックやノウハウを求めていたのであれば、もう少し小規模の勉強会などの方が効果が得られるかもしれません。もしくは、サミットではなくいわゆる有料の「カンファレンス」のような形式で、マルチセッションでいろいろなジャンルのセミナーを開催するのもいいかもしれません。今はMovableType、WordPressなどツール別に開催されていたり、JavaScript、HTML5、CSSなど技術別に開催されていると思うのでブログ周りのノウハウ全てみたいなのは盛り上がりそう。あ、AdsenseとかAmazonアソシエイトとかマネタイズ部分も当然必要ですね。うわー、大変そう!(ひとごと)

とにもかくにも、こんな大規模なイベントを無料で開催してくれたアジャイルメディア・ネットワークのみなさまや、ボランティアスタッフ、スポンサー企業に感謝です。
お疲れさまでした!

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