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【AD】写真現像がもう一歩レベルアップするBenQ 27型カラーマネージメントディスプレイSW2700PT #reviews_AD

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アジャイルメディア・ネットワーク株式会社さんの運営するレビューズからBenQの27型カラーマネージメントディスプレイ「SW2700PT」をモニター用にお借りすることができましたので使用感などをレポートしたいと思います。

この記事は、reviews(レビューズ)より依頼した企画です。

ワタクシ、ヤガーは趣味で写真を撮っており、プライベートでは風景がメインですが、お仕事でお店の写真を撮ったり、フードや商品の写真を撮ったりすることもあります。仕事のメインはWEBサイトの開発だったりするので、写真自体はサブ的な仕事となる事が多いのですが、プロカメラマンさんとお話する機会も多く、ゆくゆくカラーマネージメントディスプレイの導入も考えたいなと考えておりました。

そもそもカラーマネージメントディスプレイとは

写真好きな人には無用な説明かもしれませんが、なぜカラーマネジメントディスプレイが必要なのか?という部分から書いてみます(なにしろちょっと前まで自分でも理解していなかったのです汗)
写真や印刷物を見る時に、画面によって色味が異なり微妙なニュアンスが伝わらないケースがあります。そのディスプレイが表現できる色再現範囲を指すのが「色域」で、この色を数値的に規定することで、どのデバイスでも同じ色が表現できるようにしているのです。

sRGBとAdobe RGB

コンパクトデジカメや多くの廉価ディスプレイなどでは「sRGB」という色域規格が標準となっています。一方でデジタル一眼レフなどある程度高価なデジカメやディスプレイでは、Photoshopなどで有名なAdobeが作った「Adobe RGB」という規格がサポートされており、sRGBよりも広い範囲の色を表現できるとされています。
sRGBとAdobe RGBについては下記記事が詳しかったのでご一読ください。
今日から始めるデジカメカラーマッチング:第2回 sRGBとAdobe RGBを理解する – ITmedia LifeStyle
要するに色の表現力が、「sRGB < Adobe RGB」であり、その分Adobe RGBに対応する製品の方が高価になる傾向があります。

お手頃価格な「SW2700PT」の実力とは?

上記の通り、一般的なカラーマネージメントディスプレイはそこそこの値段がしてしまうのです。カメラについても徐々に上位機種に移行したいと考えているレベルでは数十万もするディスプレイはなかなかハードルが高い…。
そんな中、市場売価6万円台~7万円台(記事執筆時点でAmazon価格が69,800円)のBenQ SW2700PTは非常に気になる存在でしょう。同クラスの他社製品は、13万円~17万円くらいですから約半額といえるコストパフォーマンスは驚愕です。
私のようなにわかカメラマンでも、現実味のある価格でスペックについても・・・
★WQHD(2560×1440)の高解像度
★Adobe RGB99%カバー
★14-bit 3D LUT
★遮光フードが標準で付属
★モノクロモード搭載
★フリッカーフリー技術搭載
★OSDコントローラー付属
★SDカードスロット搭載
なんというか、すでに文句のでようもなさそうな文言が並びます。
それでは、せっかくお借りしているので約2週間使って気になった点をまとめます。

WQHD(2560×1440)の広い画面は作業しやすい

これは色がどうこうというより解像度が高ければやっぱり広く使えて便利だなというかなり当たり前の感想。
ちなみに、比較用として普段利用しているディスプレイは
・MacBook Pro (Retina, 13-inch, Late 2012) … 1680 x 1050
・LG 23inch IPS液晶モニター IPS236V-PN … 1920 x 1080
なので、ちょうど一回り大きいのです。
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作業領域の広さは写真現像の時よりも細かいタイムラインをいじることの多い、動画編集時に特に効果が現れました。
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遮光フードが反射を抑えてより見やすい


こんなに圧迫感のあるフードはダテではありません。ディスプレイに入る光を抑え反射が起きにくいので、ディスプレイの色がより見やすいですね。
むしろ、カラーマネージメントディスプレイの外見的なイメージがこの遮光フードだったわけですが、一般的には別売りで1.5万円~2万円するそうなので、フード付きでこの価格だと更にコストパフォーマンスの面で嬉しいことになります。

色の再現性が高い・・・を実感できたのか?

多分ココが重要で、カラーマネージメントディスプレイの売りである「正しい色」を確認できるかを、実感として得られたかという部分になります。
ここも、正しい色があやふやなので他のディスプレイとの差で判断することとなりますがーーー
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普段使っているディスプレイは全てIPSなので「写りが悪い」と感じることはないですし、MacBookのRatinaディスプレイは非常に美しいと思っていたのですが、SW2700PTと並べてみるとむしろ「華美」に映されているのかな?と感じてしまいました。
特に階調の差が激しい写真で顕著なのですが、最近夜景を撮影するこが多いので暗部のノイズを処理したりしますが、SW2700PTで現像してみると、これまで気にならなかった部分まで見えているのかもっとシビアに確認できるようになりました。
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もちろん、27インチで物理的にディスプレイが大きくて見やすいという面も加味されての印象ですが。

これまでやらなかったが、OSDコントローラーで捗る作業

ディスプレイ右下には電源ボタンを始めとするタッチボタンが配置されており、設定画面から輝度やコントラストなど好みのディスプレイ色に調整することができます。
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また、専用のOSDコントローラーリモコンでは簡単にカラーモードが切り替えられるようになっており、デフォルトでは
1:Adobe RGB
2:sRGB
3:モノクロ
にそれぞれ割り当てられている
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▼Adobe RGB
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▼sRGB
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▼モノクロ
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これにより、Adobe RGBとsRGBの発色の違いをシミュレーションすることができるし、モノクロで表示させることにより、色盲の方のためのコントラストチェックなども画像自体の変換をすることなく確認することができます。
ディスプレイだけでモノクロの表示ができると、WEBサイトなども気軽にモノクロ表示できるようになり、ユーザビリティチェックを効果的に行うことができそうです。
※ただし、各モードへの切り替えはそれぞれ3秒くらいは次のモードに切り替えできない待ち時間があるようでした。パッパッと切り替えたい場合はちょっと止まるイメージです。(私自身は許容範囲だと思いました)
ちなみに、カラーモードには「ブルーライト軽減」などもあるので、一時期流行ったブルーライトカット眼鏡をかけたくないという方にも良いかもしれません。

色にこだわり、もう1段ステップアップしたい人向けに最適なディスプレイ

約2週間使い続けてみて、まったくストレスを感じることのない使いやすいディスプレイでした。
いわゆるカラーマネージメントディスプレイ自体が初体験だっため、他の同等機種との比較はできないのですが、WQHDで27インチというだけで、安くても5,6万はしてしまうと思います。そこに、カラーマネージメントされていて、遮光フードやOSDコントローラーがついてきて約7万円というのは、非常に現実的な価格帯です。
正直このディスプレイを試すまでは、そこまで色域などを意識していませんでしたが、Lightroomなどの写真現像においては、いままで気づかなかったノイズや微妙な発色の違いに気づくきっかけになり、それが写真表現に置いて1段腕を上げるキッカケになってくれるのではと期待してしまいます。
他力本願、マシンに頼りっぱなしですが・・・(^_^;)
趣味で写真を撮っている方にもオススメできるコストパフォーマンスです。ぜひ、ご検討を!

この記事は、reviews(レビューズ)より依頼した企画です。

BenQさんではブログ、Twitter、Instagram、Facebookなどを使ってBenQ製品の情報を発信する「BenQアンバサダー」を募集しています。登録すると新製品に関する情報や、アンバサダー限定のイベントやモニター企画などの情報が得られますので興味のある方はぜひ登録してください。詳細は以下リンクにて!
BenQアンバサダー
BenQ 27インチワイド 高解像度モデル (2560×1440/カラーマネージメントモード搭載/フリッカーフリー/ブルーライト軽減) SW2700PT
B01H1G2NFU

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