初めて写真のHowTo本を最後まで読みましたw
“初めて” ってのは冗談じゃなくて本当。
だって仕事帰りの電車の中で30分くらいで読み終えたもん。
他のHowTo本よく知らないから相対的な評価ができないけど、読みやすくて良い「写真入門書」だと思う。
花写真本なだけに、こんな素敵な写真がたくさん入っています。
1つの項目がこれだけシンプルな文量でまとめられています。
だからこそ、スラスラ読めちゃう。
本書は大きく2つの内容に分かれます。
1)上手になるための18のルール
2)18のルールを理解するための10の知識
本のサブタイトルにもなっている「18のルール」では、一応花写真がターゲットという事になっていますが、花以外の静物撮りやポートレート・風景などの撮影にも十分活かせる内容でした。しかも、一般的なHowTo本のようにテクニカルな事がずらずら書かれている訳ではなく、「被写体に一歩近づく」とか「しゃがんだり、寝転んだり、上から撮ったり」みたいな平易な表現で分かりやすいです。
「とにかく、どう撮ったらいいか分からない」っていう超初心者の人には「気付き」がたくさんあるパートだと思います。
それから、後半の「10の知識」は、「絞り」「シャッタースピード」「露出」「被写界深度」など写真の基本的な概念の解説から、「カメラ/レンズの選び方」までこれまた簡潔に説明されています。ただ、図とかはなく文章だけの説明なので本当の初心者がこのパートを理解できるのかはちょっと疑問。まあ、こういう本に興味を持っている時点である程度知識がある人が読むんだろうけど。
いままで、特に真剣に勉強する事なく無駄に長く写真を撮っているオレとしては、断片的に保存されていた写真に関する知識が旨い具合に整理された感じ。本当にちょうどいい時期に読んだのかもなぁと思いました。
花写真―上手になるための18のルール 写真の学校 東京写真学園 雷鳥社 2002-03 by G-Tools |
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