AMN経由でソニー・エリクソンから3月24日発売が決定している、Xperia arcを実際に触れるイベントに参加してきました。60万台を売った初代Xperiaの発表時もタッチ&トライイベントに参加させてもらい、事前予約→発売当日にゲットしてXperiaユーザーとなったのですが、後継機となるarcがどんな進化をしているか気になって申し込んでみたのです。
で、初めに書いてしまいますけど機能面とかスペックとかトピックはあるものの、なんといっても見た目がカッコイイ!これに尽きるかなと思いました。
arc(弧)のネーミング通り背面が弓なりに沿っていて、最薄部は8.7mmといいますから持った感じもかなりスリムな印象です。重さも、現行Xperiaが139gに対してarcは117gとかなり軽量化されています。ディスプレイは4.2インチと大きくなっているので、軽量化具合はかなり気を使っただろうことが伺えます。
それから、写真みていただけると分かると思いますが、黒・白をベースにしたカラーリングに加え「Sakura Pink」というバリエーションが用意されています。この発色がすごく良くて、女性に好まれそうな色ではあるのですが、男のボクでさえなんとなくピンクを中心に触っていました。スマートフォンも普及してきて、街でも普通に見かけるようになりましたけど、デザインで差をつけられるというところにグッとくる人は必ずいるはず。スタイリッシュなボディと、斬新なカラーリングで数多く発表されている各キャリアのスマートフォンの中でも群を抜いてデザインが良いと思います(あくまでも主観です)。
HDMI/DLNAでテレビの大画面に出力できます
さて、デモを見せてもらって一番グッときたのはHDMIによるテレビ出力でした。
ソニービルでの開催ですし、もちろんブラビアが並んでたんですがwスマートフォンから出力されているとは思えないクオリティの映像でHD画質の動画やゲームなどを大迫力で楽しめます。また、ブラビアリンクなど対応しているテレビではテレビのリモコンからXperiaを操作できるそうで実際のデモでも見せてもらいました。
Googleマップやブラウザなども大きくキレイに表示できるので、複数の人に見せる場合などに重宝しそう。
撮影した写真や動画も家に帰ってきてすぐみんなで見れるし、楽しい使いかたが想像できます。
カメラ性能UP。Xperiaの良い所がさらに磨かれている
今自分が使っているXperiaもカメラの写りが良いのが結構気に入っています。800万画素なんですが、携帯で撮った写真をプリントする訳ではなく、主にFlickrとかfacebookとかpicplzとかオンラインフォトサービスにUPするのがお決まりなので、正直画素数なんてこれ以上必要ないんです。
その辺を察してか、ソニエリさんは画素数は増えていないものの、裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」を搭載し、F2.4の明るいレンズで暗い場所での撮影にも強くなっています。あと、撮影時のもたつきもかなり改善されていて、すぐ次の写真を取ることができます。正直、安いコンデジ買おうと思っている人ならXperia arcのカメラでいいんじゃないかと思うくらいです。
まとめ
最新のAndroid OS 2.3.2を搭載していて基本的な動作がかなりキビキビしているので、思った以上に印象はいいです。まあ、先代Xperiaが結構モッサリなのでそれと比べてという意味もありますが。
個人的には、Xperiaの2年縛りがあるので今回のarcに機種変はないのですが、エンターテイメントに特化した尖った端末なのでハマる人には大いに満足できる機種だと思います。まあ、ワンセグ、おサイフケータイなどフィーチャーフォンからの移行を狙った全部入りスマートフォンも出てきているので、そういう機能が必要な人はまっさきに選択肢からはずされてしまいそうですが…。
主にデザイン面で、端末自体に魅力を持っている珍しい機種だと思うので、ぜひ実物を見てほしいと思います。今回タッチ&トライさせていただいた銀座ソニービルで先行展示されるようで無料で触る事ができるみたいですので、気になっている人はGOですよー。
「Xperia™arc」先行展示イベント 2011/3/1(火)~3/13(日)|ソニービル