・サイバーエージェント、ミニブログ「Amebaなう」開始へ – ニュース:ITpro
すでに発表からだいぶ時間が経ってしまっているのですが、いよいよ明日アメブロを運営するサイバーエージェントがAmebaなうを公開する予定ですね。で、まあ公開してみないと様子はわからないんですけど、成功するか失敗するかみたいな議論は色々あったみたいですね。個人的にはそれなりに利用されて リアルタイムメディア版アメブロのポジションを勝ちとるのだと思います・・・とか、そういう趣旨でエントリー書こうと思ったんだけどすでに徳力さんが書き尽くしているみたいなのでもういいやw
・「Amebaなう」はTwitterにとって、かなりの強敵になり得るんではなかろうか : ワークスタイル・メモ
徳力さんは「モバイル対応」と「芸能人・テレビ」を成功の要素にあげているんだけど、そこは遠慮しないで後者だけでいいんじゃないでしょうか?
ボクはアメブロでちゃんとチェックしてるのは東原のデスブログくらいで(予言的な意味で・・・)そんなに見てない方かもしれないけど、1エントリーに数百、数千のコメントが付くとかいう世界は、一般(ネット)人のコミュニティではありえないと思うんです。つまり、もともと芸能人というコンテンツ(ステータス?)に価値があるからそいうなっているわけで、書く側の芸能人と読む側の一般人の間には超えられない壁があるわけです。
この世界観をTwitterに持ってくると、ソーシャルメディアのフラット感がゆがんでしまうような気がします。すでにTwitterを使い始めているアーリーアダプタ(というかアーリー芸能人)例えば勝間和代とか広瀬香美とかはもちろん自分が誰であるか名乗った上で、あくまでTwitterのルールにのっとりフォロワーとフラットな関係を保って来たと思います。知らない人でもフォローするしコメントするし、本当に有名人かよ!と逆に心配したくなるくらいの気軽さですよね、それは素晴らしいことだと思います。
ただ、Amebaなうを使う芸能人が同じことをするんでしょうか。アメブロの調子でいけば人気のアカウントには余裕で数万のフォロワーとかが付くことになると思います。そんな状況で見知らぬ一般人(しかもファンだと思われる)人に声をかけたりするでしょうか?全員に声を掛けるのは物理的に無理だと思うのですが、不公平だと言われないように一部の人だけにコメントしたりはしないと思います。もちろん、ブログよりももっと頻繁に、プライベートが出るような発言を見ることができるのですから、親近感がわいて充実を覚えるユーザーの方が多いかもしれません。ただ、今Twitterを使っているソーシャルメディアをよく知っているユーザーからは、ある種の上下関係のような感覚が見え隠れする奇妙なシステムになるかもしれません。
というわけで、実際始まったら画期的なシステムが実装してあって超楽しい!とかだったら驚くよね。
よし、むしろサプライズを期待して待つことにする。