どうも、機械に詳しそうなお父さんと思われているヤガーです。
小学校を卒業する娘にボクが使っていたiPhone5sをお下がりで渡すという話を前の記事で紹介しました。
子どもに古いiPhone5sをLINEモバイルでお下がりするためにやったこと | Creazy!
そして、いよいよ卒業式の翌日にLINEモバイル入りのiPhoneを渡しました。以前より切望していたのでとても喜んで色々いじっては、LINEで無駄にスタンプを連打してくるなどはしゃいでおりました。
事件は、その翌日にやってきます。
!?!?!?
一晩しか経ってないっつーの!どうしてこうなった!?
自宅の2階から階段で降りる際にコケて下に落としたそうです。よりによって普通よりも高度をつけ、せっかくつけておいたシリコンケースも外した状態で振り回しているというマヌケぶり。もう言葉がでません。まわりにはしっかり者だと思われている娘は親から見ると相当なおっちょこちょいです。
自業自得じゃボケェと言いたいところですが、スマホを持たせたのは卒業旅行で友達同士でディズニーランドに行くということで連絡が取れるようにという理由もあったので、急ぎ修理することに。
Contents
iPhoneを修理する選択肢
iPhoneの修理をしようとした場合、3つの選択肢があると思います。
1)Appleもしくは購入店で直す
普通に考えたらこれです。AppleCareや携帯会社の保証サービスに入っていれば安価に修理or交換してもらえます。
iPhone の画面の修理・交換 – Apple サポート 公式サイト
ボクの場合、iPhone5sのAppleCareはとっくに期限が切れているので約15,000円の修理代となります。ちと高い。
2)街のスマホ修理屋さんで直す
Apple公式だと高いなぁという人は「iPhone 修理 {地域名}」で検索すると修理を請け負っているお店が見つかると思います。お店によるので問い合わせした方が良いですが、約半額くらいで修理できるケースが多いです。
ただし、当然公式パーツではなく互換パーツでの交換になりますので、いくら保証を謳っていてもリスクはあります。
3)自分で直す
実は、iPhoneも含めスマホのパーツはネットでも購入することができます。今回はフロントパネルのガラスが割れたのでAmazonで「iPhone5s フロントパネル」などと検索すればたくさん候補がでてきます。
どの商品が良いとは一概にいえないので、まず当たりパーツが手に入るかという部分がリスクの一つ。さらに、交換作業も割りと手先が起用でないと厳しいかもしれません。そこら辺はこの後の手順をみて判断してもらると良いかもしれません。
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ボクの判断としては、以前にiPhone5sのバッテリー交換を同じように自前でやっているため一旦iPhoneを開けていること、
iPhone5sの自前バッテリー交換手順/ジャパナイスJapaNice使用【自己責任】 | Creazy!
それから、最悪復帰できなくてもしょうがないか(場合によっては嫁のお古で使っていないAndroid端末も他にある)という理由でリスク承知でDIYしてみることにしました。
iPhone5sフロントパネルのDIY交換手順
交換パーツおよび道具の準備
今回、パーツはAmazonで検索してこちらを購入しました。
▼SZM iPhone5S 液晶パネル 交換修理用 フロントパネル アイフォン5S スクリーン タッチパネル 交換パーツ (黒)
同じような商品がたくさんありますし、基本中国製なのでメーカー名をみても信頼性が確認できません。とりあえずレビューなどを参考に決めました。残念ながら中国製のものは同じ商品を買っても個体差があり当たり外れの差が激しいと言われているのである程度覚悟が必要です。
購入のポイントですが、今回、Touch IDのホームボタンや、フロントカメラも正常に動作している事が確認できていたので、修理パーツは割れたフロントパーツだけで済みました。指紋認証もカメラも破損しているらしい場合は、そちらもついた商品を買う必要があります。
あと、この商品には交換に必要な器具もついていましたが、ドライバーの精度がいまいちだったので家にあった100均で買った精密ドライバーセットが活躍しました。心配な人は、
・精密ドライバーセット
・ピンセット
・工作用ボンド
あたりを用意しておくと良いかもです。
交換作業
みなさんご存知でしょうけど、今時なんでもYouTubeに乗ってるもんで、iPhone5sの交換手順も下記動画を参考にやりました。
見た通りやるのでまあ間違えないでしょう。一応、手先の器用さにも自信はあったので。
詳細は動画を見ていただくとして、ざっくりな手順をリストアップします。
- Touch IDの指紋認証をOFFにしておく。電源を落とす。
- 星型ドライバーでLightningコネクター脇のネジを外す
- ガラスパネルと脇のボディの隙間にマイナスドライバーなどを差し込んで浮かせる
- フロントパネルが浮き上がったらずらしてホームボタンのコネクターを外す
- フロントパネルのネジ&金具を外す
- フロントパネルのコネクターを外す(ここでフロントパネルパーツが本体から離れます)
- ホームボタンを外す(接着剤をドライヤーで温める作業あり)
- フロントカメラユニットを外す(接着剤をドライヤーで温める作業あり)
- フロントパネル裏のプレートを外す
新しいフロントパネルの装着は基本的にはこの逆順でやっていきます。
特にネジではなく接着しなければ行けない部分は多少手順が異なりますので注意が必要です。
ここまでの手順で前にバッテリー交換をした時と比べて注意しないと行けないと感じた点は、
■接着剤を剥がすのにドライヤーで温める作業がある
■風で小さなパーツが飛んでしまう可能性があるので、動画にあるようにパーツは両面テープなどで留めておくのがよさそう
このあたりでしょうか。
ネジの開け閉めだけであれば、ネジを無くさない限りはそうそう失敗しないと思うので、このあたりがキーポイントになりそうです。
結果は・・・
はい、なんとか修理成功しました。
噂通り、交換前よりパネルの光度が少し暗いような気がしますが、タッチ感度も問題ないですし指紋認証も通ります。
色々なところにリスクがあるので、おススメはできませんが、失敗しても大丈夫な人はこういう選択肢もありますよってことで。
しかし、手のかかる娘だこと・・・。
▼SZM iPhone5S 液晶パネル 交換修理用 フロントパネル アイフォン5S スクリーン タッチパネル 交換パーツ (黒)