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AmazonはTwitterで自由にアフィリエイトして良いとは言ってないっぽい

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via: Amazon アソシエイト・プログラム(アフィリエイト) 公式ブログ: 「Twitterで共有」、始まりました!
Amazonがアソシエイト・バーで公式に「Twitterで共有」機能を提供し始めて、ツイートされたURLがbit.lyで短縮されているもんだから、
・アソシエイトID入りのURLをTwitterにポストして良くなったの?
・bit.lyなどでアフィリエイトURLを短縮して良くなったの?
という2点において、かなりの規制緩和になったのではないかと想像している人が多いようです・・・が、上記の公式ブログエントリー内にある下記リンクをみてみると、そうでもないというかやっぱり良く分からない状態でした。
Amazon アソシエイト(アフィリエイト) – ヘルプ
 →SNS を利用した Amazon アソシエイト・プログラムの運用について
Amazon アソシエイト(アフィリエイト)
 →アソシエイト・ツールバー ヘルプ
もし、TwitterにアソシエイトID入りURLのツイートが規約上OKになるのであれば、Amazon Quick Affiliate (JP)にカスタマイズ可能な「Twitterに共有」機能を付けようかと思ったのですが、ここは慎重にいった方が良さそう。という事でもう少し調べました。

4. 短縮 URL や アソシエイトタグ・リンクを使用する上での技術的な注意点はありますか?
SNS へのリンク投稿については、以下の方法をご利用いただくことをお勧めします。

アソシエイト・ツールバーでの「Twitter で共有」機能 – 詳細は下記をご覧ください:

・アソシエイト・ツールバーの設定

・アソシエイト・ツールバーのヘルプ

via: Amazon アソシエイト(アフィリエイト) – ヘルプ

アソシエイト・ツールバーの「Twitterで共有」を “推奨” との事ですが、それ以外を禁止しているわけではなさそうですよね。では、アソシエイト・ツールバーのヘルプをもうちょっとみてみると。

Twitter で共有 – このメニューをクリックすると、新しいウィンドウが開き、あなたが開いている Amazon.co.jp のページへのリンクを、Twitter に直接投稿できます。Twitterアカウントログイン後に表示される「いまなにしてる?」というメッセージウィンドウには、お持ちのアソシエイトIDを含んだ短縮 URLと「ツイート」が自動的に入力されるので、あなたは「投稿」ボタンをクリックするだけ。「ツイート」をカスタマイズしたい場合は、ご自身での編集も可能です。

via: Amazon アソシエイト(アフィリエイト)

bit.lyによるURL短縮処理もAmazon内部で処理されてからTwitterの投稿フォームに遷移するのですが、ツイート(文面)をカスタマイズする事についても問題ないようなので、別のツールを使って文面を整形しても良さそうですね。ただ、Amazonアフィリエイトである事がわかるようにしないといけないのですが、URLはbit.lyで隠蔽されてしまっているため、それらしい文面でカバーという事になるでしょうか。(#amazon?#Afiliate?とかハッシュダグかなんかでルール化できれば良いのかなぁ。)
さて、アソシエイト・ツールバーを *使わない* 方法も検討したいのですが、もう一度ヘルプを参照すると、

4. 短縮 URL や アソシエイトタグ・リンクを使用する上での技術的な注意点はありますか?
(snip)
アソシエイト・ツールバーを利用せずに、手動で Amazon へのリンクを作成して URL を短縮する場合、除外マーチャントに指定されたマーチャントが販売する商品のリンクを作成しないようご注意ください。除外マーチャントに関する詳細は、アソシエイト・プログラム運営規約でご確認いただけます。

その他の短縮 URL については、第三者の URL 短縮サービスから提供されるソリューションを十分に検証した上でご利用ください。Amazon ではいかなる URL においても Amazon サイトのフレーム化は禁止しています。そのため、アドレスバーに www.amazon.co.jp ドメインが表示されないリンクはすべてアソシエイト・プログラムでは使用できません。また短縮 URL をご使用の際にはご自身のストア ID またはトラッキング ID が含まれていることもご確認ください。リンクの動作確認ツールを利用して、リンクが正しく動作していることを確認するのもよいでしょう。

Amazon では第三者の URL 短縮サービスから提供される短縮 URL で発生したいかなる不具合についても責任を負いかねます。また、Amazon では短縮 URL の特性上、アソシエイト・プログラム利用者に対し、短縮 URL を投稿したサイト、もしくは投稿した SNS の詳細提供をお願いすることがあります。

via: Amazon アソシエイト(アフィリエイト) – ヘルプ

除外マーチャントについては、別の話なのでおいときます。
第三者の URL 短縮サービスについては、禁止はしておらず最終的にアドレスバーにAmazonのドメインが表示される転送方式であれば問題ないということでしょう。実際、Amazon自身がbit.lyを使っているのですから、bit.lyはまず使用可能で間違いないです。アソシエイトID入りのURLが正しいかどうかは、リンクの動作確認ツールで調べてみれば間違いないです。
ちなみに、アソシエイト・ツールバーの「Twitterで共有」機能で生成されたbit.lyに含まれるパラメータは下記のようになっていました。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/{ASIN}?linkCode=shr&camp=1207&creative=8411&tag={アソシエイトID}
↓見やすいように整形
http://www.amazon.co.jp/gp/product/{ASIN}
?linkCode=shr
&camp=1207
&creative=8411
&tag={アソシエイトID}

linkCode、camp、creativeあたりのパラメータで「Twitterで共有」経由である事をトラッキングできるのだと思います。他の方も、「Twitterで共有」すると同じパラメータになるんですかね?誰か教えてください。
ただ、良くブログなどで使っている /exec/obidos/ASIN/{ASIN}/{アソシエイトID}/ という形式のURLでは上記パラメータが入っていないので正確なトラッキングはできないと思います。そのようなURLをbit.lyで短縮してツイートして良いものか。そこが判断できませんでした。
ちなみに、この疑問をアソシエイトカスタマーサービスにメールしてみたのですが、botかと思う程の定型文が返ってきて全く要領をえなかったので、ちょっと脱力しております。

まとめ

いや、まとめようと思っても結論ないんですけど・・・少なくてもAmazonはTwitterへのアサマシURLのPOSTを全面的に開放したわけではない、というのがボクの見解です。ただし、アソシエイト・ツールバー経由に限っては完全に公式機能になりますので、手動でAmazonのURLをツイートしたい場合はツールバーにしとくのが安心という事になります。
その他の方法でAmazonのURLをツイートしたい場合は、やはりちゃんと申請してから行う方が良いと思います。Twitterのユーザページでも承認が下りるという前例もあるので、まずは申請ですかね。

-WebService, 小技集

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