こんにちは、DIY大好きヤガーです。
工機ホールディングス株式会社の新ブランド方針発表会「HiKOKI Green Day」のイベントに参加させていただきました。
工機ホールディングスさんといえば、今年6月に旧「日立工機」から社名変更したばかり。
▼「工機ホールディングス株式会社」、6月1日よりスタート
もともと日立グループで「HITACHI」の看板のもと営業してきましたが、2017年3月に米投資会社コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)の投資によりグループを離脱していました。
今回は、社名変更に続き10月から新ブランド名「HiKOKI(ハイコーキ)」のもと、製品ライナップを一新するとのことでの発表会でした。
Contents
第1部 プレスカンファレンス
HIFANAライブ
第1部はプレス向けの発表会となっていましたが、冒頭から音楽と映像が前方スクリーンから流れはじめ、2名の男性が登場しました。長髪を結んでいたりして工機ホールディングスの社員さんにしてはファンキーだな・・・なんて思ってたらサプライズアーティストのHIFANAさんでした!
おそらく「Hi」つながりなんだと思いますが、「HiKOKI」の電動工具の音をサンプリングし、DJプレイに盛り込むという粋な演出で、ビデオともマッチした面白い構成になっていました。
割とお硬い雰囲気のスタートだったので、意表をつかれてカッコいい!
昨日の発表会で電動工具の音をサンプリングしてDJしていたのは #HIFANA @HIFANA_official さんでした。突然の登場だったけど超かっこ良かった!#HiKOKI #PR pic.twitter.com/uuYHOjGwjn
— ヤガー (@yager) 2018年10月2日
HiKOKIが紡ぐ未来
前原社長自ら70年に及ぶ会社の歴史の振り返りと、これからの展望を話されました。
第1のイノベーション:日立工機 創業
第2のイノベーション:海外進出
第3のイノベーション:小型軽量化
第4のイノベーション:自立と自律
第5のイノベーション:
パワーツール(電動・エア工具)の領域で
進化する極上のユーザー体験を創造します
70年間培ってきたユーザーとの信頼関係と、世界最高水準の技術力をもとに、さらにユーザー体験を高める製品を作っていくとのことでした。
「UNLEASH the NEXT(解き放つ、その先へ。)」
というキャッチフレーズを、ロゴとともに使っていくそうです。
これは、より進んでいくであろうコードレス革命と、工機ホールディングスのDNAを引き継いでいくという面があるそうです。
組織体制
続いて、湯本常務からHiKOKIのブランドコンセプトや体制変更の発表がありました。
主要部門に、6名のオフィサーを配置し、各部門の責任の所在を明らかにし意思決定をスピードアップする目的だそうです。
■製品戦略の再構築
■HiKOKIブランド戦略
■マーケットインと見える化
今回の発表会に我々インフルエンサー(ブロガー)を呼んだり、SNSを利用するなどのマーケティング施策も積極的に仕掛けていくという宣言もあり、身近な存在に感じられるようになりそうですね。
新製品「コードレス革命」
いよいよ、HiKOKIブランドの製品の説明に入りました。
コードレス革命の核を担うのは新世代のリチウムイオン蓄電池「マルチボルト」です。
マルチボルトは18V蓄電池と同等サイズながら高出力セルによって倍の36Vの出力を実現。同社18Vコードレス工具との互換性も備え、AC/DC両対応など非常に使い勝手のよい仕様となっており、「第66回電気化学技術奨励賞」「”超”モノづくり部品大賞 電気・電子部品賞」など業界でも高く評価されています。
高出力な蓄電池「マルチボルト」を採用することで、
「パワー」「耐久性」「精度」「携帯性」
を実現する製品になっているそうです。
このマルチボルトを採用したコードレス工具がHiKOKIブランドで続々発表になっています。
※詳しくはこの後のタッチ&トライセッションの説明にて!
キャンペーン
国内営業担当からキャンペーンの紹介がありました。
【全国各地で展示会】
マルチボルト製品の優位性を知ってもらおうと、全国各地で展示会を開催されるそうです。
2019年3月までに全国で3600回を計画しているのだとか!
【2018年秋のキャンペーン】
10月11月の展示会でマルチボルトシリーズ製品を購入した場合、もれなくクオカードプレゼント
【企業とのコラボレーション】
マルチボルトを採用したコードレス冷温庫が、猛暑だった今年の夏も大変好評だったようですが、大塚製薬のポカリスウェット一箱がもらえるキャンペーンがあるそうです。こういった施策ができるようになったのも、よりユーザー目線を目指す方針転換によるものだそうです。
第2部 タッチ&トライセッション
プレスカンファレンスの後は、実際に製品を触ることができる体験の機会がありました。
新旧製品の比較の形で見せていただいたので、新しい36Vマルチボルト製品の優位性がとても良くわかります。
丸ノコと集塵機のBluetooth連携
#丸のこ と #集塵機 のBluetooth連携。電動工具ってあんまりIOT感ないんだけどこうやって新しい技術を使ってユーザビリティ上げるのは良いよなあ。#HiKOKI #PR pic.twitter.com/lNdWFU32bh
— ヤガー (@yager) 2018年10月2日
スライド式の卓上丸ノコ
スライド式の卓上丸ノコの騒音比べ。新型の方が静か!そして、設置型の工具でもコードレスだと捗るだろうなぁ。#HiKOKI #PR pic.twitter.com/JlA8nZbDCs
— ヤガー (@yager) 2018年10月2日
ハンマドリル
あーこれ工事現場でみるやつやー!どう考えてもパワーが必要な工具だけど、こんなものもコードレスでいけるとは #マルチボルト 半端ないな。#HiKOKI #PR pic.twitter.com/udEklOIBSf
— ヤガー (@yager) 2018年10月2日
仕上げ釘打機
これは大工さんがやっててカッコいい工具だな。仕上げ釘打機というみたいですが、軽快に打ち込めて気持ちよさそうです。#HiKOKI #PR pic.twitter.com/JkWurfpq7W
— ヤガー (@yager) 2018年10月2日
ドライバドリル
定番のドライバドリルでの比較もありました。これだけ大きな径のドリルだとパワーとトルクがものをいいますが、新型は楽々突き抜けました。従来品は低速モードでやっとという感じ。圧倒的な差です。#HiKOKI #PR pic.twitter.com/Am3mz0sUnV
— ヤガー (@yager) 2018年10月3日
セーバソー
最後に #セーバソー のデモ。うちにもコンパクトタイプがあるけど枝切り用なのでこんな太い角材は切れないな。新型でパワーが上がって切る速度が上がっているし、音も小さくなっていると説明有り!#HiKOKI #PR pic.twitter.com/cPNFAJdnW3
— ヤガー (@yager) 2018年10月3日
ヤガーも体験
タッチ&トライでは自分で触ってみることも可能!最も差を感じたドライバドリルを自撮り映像で!太い穴を36V #マルチボルト のパワーでグイグイ穴を開けます。従来品の18Vでは止まってしまうのですからその差は歴然。筐体の大きさが変わっていないのも凄い!#HiKOKI #PR pic.twitter.com/GUSlpyqric
— ヤガー (@yager) 2018年10月2日
まとめ
普段自分でも日曜大工などでDIYをすることが多く、電動工具としては電動ドライバーとコンパクトソーを持っているのですが、超ハイパワーのプロ用工具を触らせてもらい、その性能に驚きました。
電動工具を使ったことがある人であれば、コードレスであることとパワーがあることは絶対正義であることは言わずもがな。ただ、それを実現するには技術の蓄積がないと到底できないんだろうなと感じました。
ユーザー体験を追求する工機ホールディングスのHiKOKIブランド製品に、これからも目が離せませんね。