今日はこのブログでも愛用しているMovable Typeの大型イベントがあるというので参加してきました。
日時:2010年2月5日 (金) 14:00 ~ 19:00 (予定)
会場:東京・ベルサール九段 Room1, 2
定員:150名 (応募者多数の場合抽選)
参加費:無料
メディア協賛:gihyo.jp、web creators、Web Designing
協力:毎日コミュニケーションズ
平日の午後ということもあり、一応会社に了解を得て参加したわけです。
会社から割と近い会場だったので、早めに行って電源確保・・・とか思ってたんですが、そういう時に限ってどたばたするのが世の常というもの。
なんとか、ギリギリオープニングの5分前くらいに到着するという有様でした。
しかも、受付で「yagerです」って言ってもなかなか通じなくて困った。名簿チラ見したらみんなちゃんと本名で書いてあって「やっちまった感」が・・・
本当は、電源ゲットして、TweetTheMinutesでバッチリtsudaって、ブログエントリーはツイポーートでログ貼りつけて終りにしようと思ってたんですが、電源もWiFiも確保できなかったのでエディタだけ起動して省エネモードでメモった内容をレポートとして残しておきます。
プログラム
- セッション1:MT5成長するプラットフォーム:金子順さん
- セッション2:テーマの大冒険:澤田哲さん
- セッション3:書籍紹介:毎日コミュニケーションズ
- セッション4:Brand new API:高山裕司さん
- セッション5:Six ApartのWebサイト管理:広瀬修司さん
- セッション6:フィードバックのおはなし:井上恵一さん
- LT:プレビュー表示について:木本達朗さん
- LT:「最近の」言うなぁ!:小野崎直昭さん
- LT:画で見る機能要望:伊藤のりゆきさん
- LT:親子関係うまくいっていますか?:キゴウラボ小山さん
- LT:MTマーケティング担当からのお願い:高橋さん
- LT:武蔵野Rの紹介:アライミツルさん
- LT:microformat:吉村さん
- LT:ResizeImageプラグイン紹介:森下智弘さん
- LT:続・素人だけどMTが好き:Chotto CMS for MT:
- LT:MT5開発秘話:高山さん
- LT:MT Forum, MT.orgに参加して英語を勉強しよう(仮):にっくさん
- LT:MTで検索といえば…:天野 卓さん
- LT:プラグイン開発セミナーはいかがでしょう?:藤本 壱さん
- LT:CkEditor:蒲生さん
- LT:その日の気分で(空気?)でMT Talk:野田純生さん
まずは、上ノ郷谷さんの進行で始まったのですが、なんと150人定員の枠に220+人の応募があったそうです。うわー、参加できたの超ラッキーじゃん!と初めから嬉しい気分になりました。
その後、予定外だったみたいですが、シックス・アパート関社長からはじめの挨拶があってスタートしました。
セッション1:Movable Type 5 成長するプラットフォーム:金子順さん
はじめのセッションは金子さんからMovable Type の現状と、MT5に至る経過みたいなものを全体的にお話されました。
メモは長過ぎなので、スライドが公開されることを信じて公開されているので省略版メモです。
* MTは8周年! * ついにMT5がリリースされた ** 最近では、MT5.01がリリース * 書籍は50+発売されている ** MT5対応書籍もでている(後述) * 海猿映画サイトなんかでもMT5使われている * MT5の特徴 TOP5 ** 1) テーマ *** 1クリックで自分で作成できる ** 2) ウェブサイト *** 複数のサイトを体系的に管理できる ** 3) コンテンツとテンプレートの更新履歴 *** 操作ミスをしても過去のバージョンに戻せる *** バージョン履歴 ** 4) カテゴリと連携するカスタムフィールド *** ブログやプロフィールのカスタマイズも可能 ** 5) MT5対応のパートナーソリューション *** 承認ワークフロー、携帯3キャリア対応など高機能CMS化 * 情報を探す4つのモード(IA的なアプローチ) ** Know Item(知ってるものを探す) ** Re-finding(見たことある情報) ** Exploratory(探しながら理解を深める) ** Don't know(何を探すか把握していない) * ウェブページは・・・ ** Know Item(知ってるものを探す) ** Re-finding(見たことある情報) * ソーシャルメディアは・・・ ** Exploratory(探しながら理解を深める) ** Don't know(何を探すか把握していない) * 人の目に止まる方法も変わってきた ** キーワード検索 ** コンテンツ広告 ** ソーシャルメディア ** リアルタイム検索 * 定期的な更新の無いサイトはダメ ** 公開、キャンペーン、リニューアルなどのタイミングだけアクセスが多く、それ以外はアクセスされない ** CMS化によって、コストを下げながら更新を続けられる * リアル&タイムリーな情報発信(バズるタイミングの違い) ** 1)リアルタイムメディアでの反映 ** 2)feed、SNS、ブックマーク ** 3)検索エンジン * 今後の強化ポイント ** ウェブサイトとブログの連携をもっと高機能化 ** 設定をわかりやすくする ** テンプレートの共有をしやすくする * 1クリックで自分のテーマを作れる ** カスタムフィールドの適用なども含む ** 他のブログに適用したり、ZIPで公開したりできる ** 製作者や運営者の知識・経験の蓄積をアウトプット ** ウェブサイトのベスト・プラクティスを共有 * ホスティング環境依存への対応 ** Perlではイノベーションが起きている ** PSGI:Plack ** CGI機能をラッピングし、どんなサーバー環境でもパフォーマンスがでるように ** Plaggable Deployment * リリース目標 ** MT 5.02 advanced 4月 ** MT 5.1 (codename iliad) 夏ごろベータ * 世界規模のコミュニティ ** MT.jp/MT.org ** MTQ/ProNet ** 日本からももっと情報発信を!
業界の状況などの解説もあり、非常に興味深い情報がてんこ盛りでした。
まあ、むしろメガ盛りすぎてちょっと早口だったような・・・
このセッションで気になったのはやはりMT5の特徴TOP5ですね。
自分としては、さすがにMT3はもう無いだろという理由からMT5に移行したくちなので、新機能などは全く意識していなかったんですね。テーマやさらに柔軟に使えるようになったカスタムフィールドなどをどう有効利用出来るか、考えてみないとなぁと思いました。
セッション2:テーマの大冒険:澤田哲さん
資料:Theme’s Great Adventure
2つ目のセッションはMT5の目玉でもある「テーマ」のプレゼンでした。プレゼンターは@aklaswadの人です。
* インストールは簡単! ** themeディレクトリにおくだけ ** あとはテーマを選ぶだけ ** 既存のブログへの適用もテーマ一覧から「適用」するだけ * Themeとは ** 各ブログの結びについて、ブログの初期設定や動作を定義、拡張するもの ** エクスポート機能を備えることで、プラグインのように共有可能 * 今までもテンプレートセットとかあったよね? ** プラグイン、テンプレートセットは複雑な機能だったのでエンジニアがいないとできなかった ** テーマならデザイナーと投稿者などが自分たちで直接やりとりできる * Themeの設定が目指すこと ** Portable *** インストールが簡単 *** エクスポートに対応 *** プログラム不要 ** Secure *** 実行コードを含まない *** 制御されたファイルタイプ ** Extensible *** 豊富なカスタマイズオプション *** 今ない機能を追加することができる * エクスポートのオプション ** Template Set ** Static Files ** Category/Folder ** Custom Field ** →カスタムフィードバックなども含められるので、自分の環境を簡単に複製・配布できる * エクスポート先 ** 今のブログディレクトリにコピーしたり ** ZIP形式でダウンロードしたりを選べる * テーマの構造 ** ThemePackageの構造 *** theme.yaml *** elements用ファイル *** thumbnail *** Special Directory * alt-tmpl ** 管理画面のテンプレートを変更できる ** これもSpecial Directoryとしてテーマに含められる * 今後のTheme ** テーマを管理画面からインストールできるようにしたい→今はFTPでアップ ** テーマリポジトリ:ネット経由で配布/インストールできるようにしたい ** エクスポートのgit、svnとの連携 ** →・・・というのは野望で、まだわからないです
テーマと聞くと、それこそ見た目の部分が関わるデザイナーさんよりの話かと思いましたが、聞いてるとYAMLだったり結構テクニカルな話題がでてたような…。YAMLの書き方なんかも結構ありましたが、省略したのでスライドでご確認ください。
自分は配布されているテンプレートをそのまま適用したりはしたくない質なので、いままでテンプレートセットなどはノータッチだったんですが、ここまで詳細な構造の集まりである「テーマ」を複製できると、便利なシーンはたくさんあるでしょうね。といっても、どちらかというとエンドユーザーにメリットがあるわけでなく、MT5をCMSとして利用し、顧客に提供している制作会社などが喜ぶ機能だと思います。自社でもっている、標準JavaScriptやCSSを入れておくのはもちろん、CMSとしてカスタマイズした部分も入れ込めるので、何パターンかテーマ化しておけば、サイト制作の基礎作りが一瞬でできちゃいますね。
セッション3:書籍紹介:毎日コミュニケーションズさん
協賛となっているマイコミさんからMT関連書籍の紹介がありました。MTバージョンアップの歴史と合わせて紹介されていたのですが、最新の情報にキャッチアップしていくのって大変ですよねw 苦労が伝わって気ました。
というわけで、アサマシく羅列していきます。
▼[2004/10] Movable Typeスタイル&コンテンツデザインガイド–コンテンツ管理システム(CMS)ツールとしてのMovable Type活用術&実践サイトデザイン術 (単行本)
▼[2005/06] Movable Type ブログテンプレート&デザインガイド–マルチユースなテンプレートによる効率的なブログ制作 (単行本)
▼[2005/12] Movable Typeブログ拡張パーツ&デザインガイド–プラグインや無料サービスを活用したブログの機能/デザインパワーアップ術 (単行本)
▼[2006/04] Movable Type例解テンプレートタグ辞典–目的引きリファレンス+実例サンプル集 (単行本)
▼[2007/9/15] WebクリエイティブのためのCMSテンプレートデザイン (Web Designing BOOKS) (単行本(ソフトカバー))
▼[2008/4/8] Movable Type プロフェッショナル・スタイル MT4.1対応 (単行本(ソフトカバー))
▼[2008/5/21] 基本からしっかりわかる Movable Type 4.1 カスタマイズブック Movable Type 4.1/MTOS 4.1対応 (Web Designing BOOKS) (単行本(ソフトカバー))
▼[2008/7/31] Movable Type 4.2 パーフェクトガイド (単行本(ソフトカバー))
▼[2008/9/20] 基本からしっかりわかる Movable Type 4.2 カスタマイズブック(Web Designing Books) (単行本(ソフトカバー))
▼[2010/1/22] 基本からしっかりわかるMovable Type 5 (Web Designing BOOKS) (単行本(ソフトカバー))
MT5系については、続いてこんなのもでるらしい
* 基本からしっかりわかる Movable Type 5 カスタマイズブック
* Movable Type 5 プロフェッショナルガイド(仮)
最後、最新のMT5本の抽選プレゼントとかあったんですが、かすりもしなかったw
セッション4:Brand new API:高山裕司さん
高山さんから、思いっきりテクニカルな話がありました。
* MT5バージョンアップに合わせてAPIも対応した * 新しいAPI ** Website ** Theme frameWork ** revision history ** user dashboard * 更新されたAPI ** UTF-8 ** Permission ** Menu Structure ** User Interface ** Custom Fields ** Dynamic Publishing * MT5はウェブサイトがrootディレクトリになっている ** 全てのブログがウェブサイトの配下に入る * ウェブサイトとブログは違う ** 同じブログテーブルを使っているが、 ** ブログとウェブサイトを区別するフラグが追加されている ** blog_parent_id で親ウェブサイトと紐付けされる * MTタグも絶賛増加中 ** movabletype.jpで検索できる→「@new in mt5.0」 * テーマの大冒険・・・はもうやったので省略w * revision history ** 他社プラグインでは存在していたが、標準でリビジョン管理をサポート ** 対象はエントリー、テンプレートだけ ** プラグインから使える ** MT::Revisionable、revisioned ** pack_revision, unpack_revision → MT::Entry のソース嫁 ** Methodもいっぱい → MT::Revisable のperldoc嫁 * user dashboard ** ダッシュボード=HOME ** widgetを追加できる(=4.0) ** yamlに書く ** dashboardの種類{main | sidebar | singular=off} * UTF-8化 ** MT5はデフォルトでUTF-8オンリーにした ** いままで度々呼んでいた encode_text を呼ばなくてよい ** Encode::decode_utf8などを適宜使う * Permission ** ずっとあったけどわかりづらい ** Role, Permission, ** もっと簡単に、 ** MT4: $app->can_manage_pages() とかが、 ** MT5: $app-can_do('permission_name') という感じでまとめられる ** MT:Core、load_permission ** Permissionを画面で設定できるようにした(いままで未対応でした) ** Roleの編集画面にでてくるようになりました。 ** PermissionのGroupもある ** inferit_from: Permissionを継承できるようになった。 ** 似ているPermissionを継承して、オリジナルの権限を作れる * Menu ** MT3:左メニュー ** MT4:トップ下 ** MT5:上左のL字型メニューでいいとこどり ** yamlで変更できる ** view: {blog,website,user} * UI (jQuery) ** Open Dialog ** <a href="URL" class="mt-open-dialog"> コレだけ ** Inline Edit ** <input type="text" class="mt-edit-field"> コレだけ ** jquery-uiをincludeしてる * CSS ** <button> 普通のボタン ** <button class="action"> 実行ボタン ** <button class="action primary-button"> 投稿ボタンなど * Custom Fields ** Website, Blog, comments, Template, Asset, Image, Video, Audio, File ** なんでもいけちゃう * Dynamic Publishing ** PHP5固定 ** New database driver ** ADOdbにしたのでアクティブレコードのように振舞う ** New utility ** 詳細はMTDDC OsakaのSlideを確認
いやー、エンジニア目線ではこのセッションが一番注目でした。
高山さんってプレゼンなれしてて聞いてて安定感がありますねぇ。
実際ソースを追ってみないと実感できないことが多いのかもしれませんが、ここでもCMSとしてかなりの高機能化が進んでいることを感じました。前に、ちょっと理由があってMT4のPermissionあたりのソースをかなり読み込んだので、MT5での変更点は自分でも確認してみたいと思います。
あとは、エセPHPerとしてはDynamic Publishingの有効利用も考えてみたいなと。
DBに直接アクセスできるので何でもできるんでしょうが、少し調べてみます。
セッション5:Six ApartのWebサイト管理:広瀬修司さん
少ない人数で、シックス・アパートのWebサイトをどのように管理しているのか、というメチャクチャ「現場」な発表でした。
* シックス・アパートサイト紹介 ** いまだMT4でできていますw ** 31ブログ! ** 5000ページ! ** ユーザ:52 ** 管理人数:2人 ** 運用:基本ブログ毎、記者、など権限をわけている * サイト構成 ** 3階層まである ** 1階層 *** sixapart.jp ** 2階層 *** movabletype.jp *** typepad *** vox *** businnes *** pressroom *** seminer *** inquiry *** hoge-css *** hoge-modules ** 3階層 *** アーカイブ系 * ページ作成 ** blog01: CSSだけを管理するブログがある ** blog02: モジュールだけを管理するブログがある ** blog03: blog01の複数CSSをまとめたCSSを作成 ** blog03: blog02の複数モジュールをまとめる ** →適用するブログへ * モジュールについて ** 使い回しできるソースコード ** 比較的短いHTMLソース ** ブロック要素に収まっている ** ひとつのカテゴリ * モジュール読み込み ** 使用頻度が多いのはSSI ** mt:includeと併用 *** MT4までのmt:inculdeはIDなどを指定しないといけないので2人ではまわせない ** SSIはすぐに反映される ** SSI *** 広範囲のもの *** 条件分岐が必要ないもの *** ブログをまたいでいるもの ** mt:include *** 比較的広範囲のページではない *** 複数の条件分岐を使うもの *** ブログをまたがない、もしくは範囲がきまっている * SSI tips ** 簡単なランダム表示(トップページのバナー切り替えなど) ** MTタグなどと組み合わせてのデータ読み込み ** mt:setvarblock と組み合わせて過去の履歴を表示したり * サイト構築で重要視している ** HTMLソースコードの記述ルール ** 製作者のHTNMLソースコード ** モジュール分け ** 仕様が壊れるような依頼がきても(ry * 見出しごとにdivで囲う ** 修正はだいたいblock単位でくるので修正がらく ** h1/h2のdivにはidをふる * 失敗例 ** EntryIdをページURLやid、classに使う ** ページURL、カテゴリ名、モジュール名などに、数字を使った管理 ** カスタムフィールド、setvarなどの多様 ** 記事のベースネームを全てブランク状態での運用 ** 一つのブログ内で複数の実装・管理を完結しようとする →とにかくリニューアル時に苦労しないようにすることが重要 * htmlソースコード規約 * モジュールの概念 * ツールカスタマイズ * 正規表現 * 手打ち
恐らくこういったリアル現場の内容って、なかなか聞くことができないんですよね。
そういう意味で非常に貴重な発表だったのだと思いますが、#mtddcのTLでも共感の声が結構上がっていたようです。
31ブログで3階層までなる大規模サイト群を運営することはなかなかないと思いますが、MTを使い倒しているからこそのノウハウは色々ヒントがあったんじゃないかと思います。
まあ、技術者視点でみるといくつか気になるところはあって、運営者2人のシンクロ率95%とかいってたけど2人とも風邪引いた時にサイト回るの?とか。人の習熟度で効率をあげるのではなくて、誰でも同じ事ができる環境が理想だよねと。規約の話はでてたのでその辺は重要だけど、システム(つまりMT)が運用を楽にしてあげられる部分はまだまだありそうだなと。
あと、SSIインクルードの話。MT5ではmt:includeもかなり改善されているのでこちらを使う方がいいと思うけど、SSIの動的インクルードを選択する場合は多いかもしれない。理由は一つで、再構築メンドクサっていう部分なんだけど、SSIがベストプラクティスではないことも意識しなくちゃいけない。良く言われるのはSSIの負荷。動的includeなのでSSI使ってるとApacheに負荷がかかるのでトラフィックが多いサイトだとレスポンスに響くかも(負荷が高くなるというより実行時間が長くなる)。あと、低スペックなレンサバだとその実行時間の増長が影響して、同期リクエスト数の上限にひっかかったり(XREA/CORESERVERでの実体験)色々問題が出る場合があります。
セッション6:フィードバックのおはなし:井上恵一さん
当初のプログラムにはなかったんですが、飛び入りでSAKKのQAチームの人のプレゼンがありました。
フィードバックの仕組み
* 製品出荷までのフロー ** 要件定義 ** 仕様設計 ** 開発 ** テスト ** 出荷 * MTのテストはこんなのやってます ** 新機能テスト ** リグレッションテスト ** アップグレードテスト ** セキュリティ ** 負荷テスト * フィードバックの募集内容 ** バグレポート ** 機能要望 * バグレポート ** 再現手順をかく ** 現象が発生するテンプレートをkwsk ** 環境情報 *** システム情報のレポート結果 *** ご利用のデータベース *** ホスティングサービスのサーバ情報 * 機能要望 ** 欲しい機能の機能概要 ** 欲しい理由(これ大事)
FogBugzというBTSを使って、フィードバックを絶賛受け付けているそうなので気づいたことがあったら協力しないとですね。
みなさんも実は「心にしまってあるバグ」があったりしませんか?
§
以下からはLT祭りになります!コメント少なめになるかもしれませんが、各発表者から資料があがってきたら随時リンクしようと思います。
LT:プレビュー表示について:木本達朗さん
大学工学部のサイト構築で困ったことを質問しにきたLT。こういうのもありですね。
* カスタムフィールドをたくさん使った
* 企業のプレスリリースを表示するページ
** タイトルとPDFのプレビュー
** 確認画面が真っ白になってしまうのでどうしたらいいか?(かな?)
会場から提案をもらっていたりしました。ちゃんと結論まで追えなかったのでブログなどで続きを見たいですね。
LT:「最近の」言うなぁ!:小野崎直昭さん
oscarさん(@naoaki011、WolaWola)
* プラ中(プラグインばっかり作ってる)のひと * 「Movable Typeは俺の嫁」 * やばい知らなかった。便利そうなのがあるのであとでチェック
「最近」でないアーカイブを出す?というテーマだったのですが、肝心のコード部分が時間切れで良く見えませんでした。資料公開を待ちます。リアルタイム検索が流行の今、どうやって過去のアーカイブを見せるかっていうのは結構重要な課題だと思うので期待してます。
・Movable Type Developers & Designers Conference TOKYOでLightning Talkしたきたよ – WolaWola
・MTDDCのまじめなレポート – WolaWola
LT:画で見る機能要望:伊藤のりゆきさん
・MTDDC Lightning Talkで話す『画で見る機能要望』 – Hello World
NORIさん(@nori_togoru、有限会社トゴル・カンパニー、ロクナナワークショップ、Snap || Nothing)
* Flashエンジニアだけど、MT大好き!
要望3つ(全部標準で対応せよw) * 1)画像をDBへ * 2)CSVインポート ** Excelだけ使える顧客用など ** 部分的な更新もできる * 3)高度な検索・置換 ** aタグのtarget属性を削除したいときとか ** 正規表現は非プログラマには難しい ** ワイルドカードで文字変換
要望3つとも明確な提示ですごく分かりやすかった!
顧客目線の要望だと思うので貴重な意見だと思います。まあ、ボクは正規表現大好きなプログラマなので全部同意できたわけじゃないですけどw
LT:親子関係うまくいっていますか?:キゴウラボ小山さん
* MT5からウェブサイトとブログの親子関係ができてる * 子階層(ブログ)からは親のURLを参照できるmt:BlogParentなんちゃら * 親階層からだと難しい?
自分の場合、ウェブサイトとブログの連携まで使い込んでないので(ウェブサイトは無いものと(ry)この難しさが完全に理解できませんでした。勉強しよ。
LT:MTマーケティング担当からのお願い:高橋さん
シックス・アパートの中の人(@mayumine、URAMAYU -裏まゆ-)
* Mayumi Takahashi = MT! * MTQに登録してください! * MTニュースレター:毎月1回送る→登録してください! * ProNetトライアル!
本当にショコタン似だった(そこ?)MTメルマガ見てますよー。
LT:武蔵野Rの紹介:アライミツルさん
* 個人の一般ユーザーとして * 複数人で一つのサイトを運営している * MT5で、複数人サイトを運営している人は情報ください
MT5を使って複数ウェブサイト&ブログを複数人で運用しているそうです。情報募集中だそうですのでぜひお寄せください。
LT:microformat:吉村さん
Webディレクターをされている方だそうです。(@IMAGEDRIVE、顔出しNG)
* microformatって知ってますか?
* MT5 から hAtom に対応したのは素晴らしい
* rel-tagに対応するためにモジュールを修正するデモ
Firefoxでmicroformatsできちゃう、Operatorというアドオンを使ってました。メモメモ。
・資料:Movable Type 5 x Microformats
LT:ResizeImageプラグイン紹介:森下智弘さん
森下智弘さん(森下屋)
* 画像サイズを変更するだけだけど、
* 標準のリサイズはアップロード時にリサイズするけど
* 構築時に変換するタイプ
・ResizeImage – MovableTypeプラグイン
LT:続・素人だけどMTが好き:Chotto CMS for MT:奥脇知宏さん
奥脇知宏さん(@tinybeans、かたつむりくんのWWW)
* 5 Star Comment Rating * Comment de Mailform * Sort Entries
某有名CMSリスペクトのChotto CMS for MTの紹介でした。たくさんプラグイン作っててすごいです。
LT:MT5開発秘話:高山さん
セッション4でも発表されていたSAKKの高山さん
* 開発コードネームが大事 * MTはA-Zの順に頭文字が付いている * MT5は「Hyperion」
シックス・アパートどんだけガンダム好きなんだっていうスライドを見せていただきました。これ公開されてないんですかねw?
見てる間、@nomaさんがガンダム話をしているシーンを頭に浮かべながら楽しく拝見しましたw
LT:MT Forum, MT.orgに参加して英語を勉強しよう(仮):にっくさん
にっくさん(@Nick_smallworld、小さな世界)
* MT.org、MT Forumsに参加しましょう! * みんな困ってるので、ヘタな英語でも問題なし! * MTJ始めました!
MTに限らないでしょうけど、日本人てあんまり海外に情報発信しないですよね(自分も含め)。
MTJというブログで日本のMT情報を海外に発信されるという話がでたときには、会場から拍手喝采でした!がんばってください!
LT:MTで検索といえば…:天野 卓さん
天野 卓さん(@usualoma、ToI 企画)
CKEditor Japanの開発メンバー
* mt-search.cgiからGoogleDocs連携 * mt-search.cgi MT4.15くらいからパフォーマンスも良くなった * Google/YahooのAPIが使えるので連携してみる(インデックスされてないといけないけど) * GoogleDocs for Movable Type:GoogleDocsを使ってPDFとかも全文検索
僕自身、サイト内検索はGoogleカスタム検索に飛ばしてしまってますけど、純正mt-search.cgiのパフォーマンスとか再確認しないといけないですね。PDFを含めての検索とか、企業サイトでの要件に入ってくるケースはあるかもしれないので、結構便利そうな気がします。
・MT-column > Event > 「MTDDC Tokyo」に参加しました – ToI
LT:プラグイン開発セミナーはいかがでしょう?:藤本 壱さん
The blog of H.Fujimotoの人
* タグ、管理画面カスタマイズ、MTでもっとごにょごにょしたい場合・・・
* プラグイン作れば大抵の事はできる
* でも、情報がなかなかないですよね
* こんなプラグインセミナーあったら参加しますか
** ハンズオン/都内かオンライン/有料/3日くらい/初級・中級・上級
これは需要あるでしょうね。ボクもプラグインの作り方とか把握してないし。
あと、Movable Type 5 Webサイト制作ガイド Volume 1絶賛発売中だそうです。
LT:CkEditor Japanの紹介:蒲生さん
蒲生トシヒロさん(@Dakiny、世界中の1%の人々へ)
* CKEditor Japanの紹介 * 前のLTで発表していた天野さんが開発に参加してる * 高機能なWYSIWIGエディター * 表サイトのCSSを貼り付けることによって、より本物に近いプレビューができる
残念ながら時間切れでデモで全容は見えませんでしたが、表サイトのCSSを使ったプレビューを見ながらの編集は良さそうですね。自分はWYSIWIG嫌いで自分でマークアップしたい質なので使わないかもしれませんが、標準のエディターを大きく上回る便利さだと思います。
・MTDDC Tokyo(Movable Type Developers & Designers Conference TOKYO)に行ってきた: 世界中の1%の人々へ
LT:その日の気分で(空気?)でMT Talk:野田純生さん
野田純生さん(@junnama、Junnama Online、アルファサード)
* タグを使って、関連エントリーだす場合 ** OgawaさんのTagSupplementals_Pluginとかありますが、 ** タグ書くこと自体がメンドクサイし、良く忘れる * 形態素解析で勝手にタグ付けしてもらおう ** Linkerさんが言ってた気がする * Mecabを使う ** ユーザー辞書が使えるので、タグになりそうな辞書を作っておく * デモ ** 単語から勝手に抽出したものは「@〜」で隠しタグにする ** 登録済みタグはタグとして表示
このLTがこのイベントで一番面白い(というかやってみたくなった)ネタでした。
デモではうまく関連付けができなかったようですが、出現頻度の数値の調整がキモのようです。
レンタルサーバーなどではMecabを使えるところがあんまりないかもしれませんが、自動でタグ付けは本当に欲しいです。
元ネタは以下かな?
・MeCabでMTの自動タグ付けなんかを。 – Junnama Online
正式にエントリーを書いてくださったようです。
・MTDDCのLT(タグを利用して関連エントリーの自動表示)。 – Junnama Online
まとめ
MTのイベントは初めて参加したのですが、やっぱり知らないことがたくさんあって勉強になりました。WebでMT情報を探すとよくでてくるブログの方たちの発表も聞くことができたので本当に参加して良かったです。
Flickrに写真が上がってたので、勝手にembed。
最後に、関連URLを色々はっつけときます。随時更新予定。
・MTDDC Tokyo の参加申し込み再開と当日のプログラム | MovableType.jp
・Movable Type Developers & Designers Conference Tokyo を開催しました | MovableType.jp
・Six Apart KK’s Presentations on SlideShare
・#mtddc – Twitter Search
・Togetter(トゥギャッター) – まとめ「Movable Type Developers & Designers Conference TOKYO」
・#mtddc Tokyo のツイポーート [C!]
レポートなど、
・MTDDC Tokyo (Movable Type Developers & Designers Conference Tokyo)に行ってきたよ!|linker journal|linker
・MTDDC Tokyo(Movable Type Developers & Designers Conference TOKYO)に行ってきた: 世界中の1%の人々へ
・MTDDC Tokyo – もちっこのーと
・俺がMTDDCに参加!? #mtddc – 俺ログ
・Movable Type Developers & Designers Conference TOKYO – tatzulog
・MTDDC Tokyo&Hackathonレポート – The blog of H.Fujimoto
・MTDDC Tokyo に参加してライトニングトークしてきました – かたつむりくんのWWW
・MTDDCのLT(タグを利用して関連エントリーの自動表示)。 – Junnama Online
・MTDDC行ってきた – Hello World
・MTDDC Lightning Talkで話す『画で見る機能要望』 – Hello World
・MTDDC Tokyoに行ってきたよ | blog.nakachi+web
・MTDDCレポート – じるぶろぐ
・MT-column > Event > 「MTDDC Tokyo」に参加しました – ToI
・MTDDC Tokyo 感想記 | 戦意
・MTDDCのまじめなレポート – WolaWola
・Movable Type Developers and Designers Conference(MTDDT)とMovable Type Hack-a-thonに参加してきました。 – 小さな世界