映画『BECK』は原作漫画をリスペクトした青春ロックな作品だった

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9月4日(土)公開!『BECK』

いつもお世話になっているAMNさんで、映画『BECK』劇場鑑賞券プレゼントキャンペーンに当選してしまいました。子どもができてからは映画館に行く機会が全くなくなってしまっていたので、これは良い機会とばかりに子供をジジババに預け(笑)相方を誘って観に行ってきました。

この作品は漫画『BECK』を映画化したものなのですが、ボクも相方も別々のタイミングですが全巻読んでいたので、あらすじを把握している状態で鑑賞しました。原作物の場合、原作を読んでいるかどうかで印象違ったりしますからね。そういうポジションだという事を明らかにした上で、折角なので感想などをポツポツ書いてみようと思います。なるべくネタばれしないように気をつけますw

原作キャラクターにそっくりな豪華キャスト

まずは、何と行っても豪華キャストが気になっちゃいますよね。CMもバンバン流れているので原作読んだかどうか関係なく「旬だね〜」とオッサンみたいなつぶやきがでちゃったりします。天才ギタリスト・竜介役は水嶋ヒロ、天性の声・コユキ役は佐藤健、ムードメーカー・千葉役は桐谷健太、クールなベーシスト・平役は向井理、コユキの親友でドラム・サク役は中村蒼。5人全員が今が旬ないわゆるイケメン俳優ばかりで、にもかかわらず容姿が原作キャラクターにそっくりなんですね。ホント、よくこれだけ集めたなーっていう。

バンドを題材にした映画なので、もちろん見た目だけじゃなくて演奏中の動きとか雰囲気とかも重要になってくるんだけど、個人的な感想では原作のイメージをくずすほどのハズレ役はいなくて、受け入れやすかったかなと思いました。中でもバンドのムードメーカーでラップを担当している千葉役の桐谷健太が素晴らしかった。ROOKIESでも同じような三枚目ポジションを好演していたんだけど、多分見てる方はそのイメージをひきずりつつも千葉のイメージにピッタシ重なっていったと思う。多分ラップシーンとかは自分でやってたんだと思うんだけど、オーディエンスの盛り上げ方とか素で上手そうなので好印象。

まあ、作り手としては佐藤健・水嶋ヒロ・向井理あたりを持ち上げたかったんだと思うけど、どうみても桐谷健太が一番だったなぁ。

映画化不可能と呼ばれた原作コミックをどう表現したのか

この作品で何と行っても重要なのはライブシーンだと思う。原作者ハロルド作石が特にこだわっていただろう「リアルなライブシーン」を堤監督が一体どう表現したのか?もちろんカメラワークなどは、ミュージックビデオなども手掛ける堤監督ならお手のものだろうし、ロックフェス「グレイトフル・サウンド」のシーンなどはフジロック終了後の会場をそのまま使ったとかで見事に再現されていた。

気になるのはバンドメンバーの演奏スキルだ。・・・といっても、そもそも自分が楽器に詳しくないので下手だろうが何だろうが違和感を覚えようがないw宣伝のためにテレビに出まくってたメンバーが「かなり練習した」とか言ってたのもあって、バンド経験者とか詳しい人じゃなければ許容範囲なんじゃないかと思う。

で、一番気になるのはコユキの「天性の声」。
原作でもコユキが歌うと、竜介をはじめとするメンバーはもとい、オーディエンスも一瞬で引き込んでしまう魅力があるとされているけど、これがどう表現されたのか。

ここは是非映画館で確認してほしい。映画鑑賞後にネットでいくつか見てみたレビューでは賛否両論という感じだった。詳しくはあえて書かないけど、ボクは結果的にこの手法を良い方に捉えていて、堤監督が原作とそのファンに経緯を払って、原作で描かれた「天性の声」のイメージを壊さない選択をしたんだなと思いました。

まとめ

原作は全34巻の長編コミックなのですが、1〜10巻相当のストーリーを映画化したとか。ただ、とはいえ2時間半強に全てのネタを押し込むのは無理だったようで原作では重要なシーンがカットされていた。まあ、これは原作物の宿命なのでどうしようもないんだけど、その割にはうまくまとめてたかなと。(実は原作のベーシスト平くんが結構好きなので、BECKに加入するまでのアレコレがまるっとカットされちゃったのは少し残念)

あと、このタイミングでいうのも何だけど、原作は絶対読んでから映画観るのをオススメします。ホントはどうか分かんないけど、原作ファンに向けた原作ファンである堤監督が作った映画という印象があるのです。原作読んでないとBECKのストーリーとか世界観に入り込んでから、ライブシーンとか「コユキの声」を理解するまでにあまりに展開が早いのかなと思う。「コユキの声」に関しても原作知らない人は、「どういうこと?」ってなってしまうと思う(詳しく書けないのではがゆい)。

とはいえ34巻だからなぁ。長いよなぁ。
でも、やっぱり原作オススメ。土日潰せば読みきれるはずだから是非w

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