先日はとりあえず(?)CSS Animation して遊んでみた Google Chromeですが、どのくらいのユーザーに使われているのでしょうか?
まだ、公開してわずかしか経っていませんのでシェアも日々変化していると思い、先週一週間の上位5ブラウザーをグラフにしてみました。
ChromeはOperaを押しのけ4位に入っていますね。
Chromeに乗り換えたのはどのブラウザーを使っていたユーザーか
面白い事に全く異なる見解が出ていた。
GoogleはIEのシェアを狙っているかもしれないが、ブラウザ利用に関してはFirefoxユーザーの方が「移り気」なため、Firefoxの市場シェアに影響が出るかもしれないと同社は指摘している。
シェアのほぼ全てがIEから奪ったものだ。Firefoxはむしろこの2日間で2%近くシェアを伸ばしており、Safariも1%伸ばしたのに対し、IEは30.77%から23.92%に落ち込んでいる。
via: TechCrunch Japanese アーカイブ » Google AnalyticsがChromeを追跡開始。当サイトでのシェアは6.23%
ITmediaで紹介しているStatCounter社はFirefoxからユーザーが流出するだろうと予想している。Firefoxユーザーが「移り気」かどうかは別として、IT分野に関して高い関心を持っているFirefoxユーザーにとってGoogleが出した新しいブラウザは魅力的かもしれない。
反対に、IEから移ってきていると報告しているTechCrunchに関しては、実際の数字を出している。が、そもそも1位がFIrefoxで50%以上のシェアを持っているという一般サイトとかけ離れた状態の同サイトを参考にして良いのか?という話もあるよね。
という事で、Chrome率を公開されている有名ブロガーさんを参考にしてみましたが、
・[N] 「Google Chrome」シェアは3.3%(ネタフルの場合)
・Chrome利用率を調べてPSPとPS3にびっくりした:[mi]みたいもん!
・モダシンでのChrome率を調べてみました。 – [モ]Modern Syntax
ChromeとOperaの順位が拮抗している意外は順位は大体同じ感じでした。
結果を見るのは時期尚早か
改めて冒頭の表を見て欲しいのですが、この表だけを頼りにしてしまうと水色線のChromeが伸びている 9月4,5日 に数字を下げている、IE(青色線)とSafari(黄色線)がChromeに食われているという事になってしまいます。しかし、Safariは基本Macだからターゲット違うし、IEのシェア変動にも実は理由があります。
このブログでは様々ジャンルのエントリーが色々混じっているのですが、平日は技術系のエントリー、週末はアウトレットやカメラなど趣味・日記系のエントリーにアクセスが偏る傾向にあります。とすると、平日はIT系の話題に明るい技術系の人たちが多く使っているだろうFirefoxやSafariのシェアが多く、週末はブラウザなどには特に知識がなくデフォルトブラウザーを使い続けている人たちによってIEのシェアが多くなるというカラクリがなりたつわけです。
まとめ
というわけで歯切れが悪くなってしまいますが、シェア争いはもうちょっと様子をみましょう。次に注意してシェアを確認してみたいのは、ちょうど1ヶ月たった後の10月に入った時でしょうか?Chrome以前の8月データとChrome以後の9月データを比較すれば曜日によるシェアの揺れ等もなくなりある程度落ち着いた数字がみれるはずです。
また、書いている内容によってブラウザシェアが大きく異なる事もTechCrunchの解析画面から読み取る事ができました。ちゃんと自分のサイト(ブログ)のデータを見てみましょうね。
Firefox Developers Conference 2008 に参加しながら考える Mozilla の未来
Photo by Ryuji Kanbe スパイスラボ神部です。 今日はせっかくの日曜日ですが、ベルサール神保町で開催されている Firefox Dev…