ちょっと思い付いたので勢いで書く。
(電車で座れたので書き始めるけど、たぶん全部は書けないな)
この頃、自分が使っているWebサービス(特にソーシャルメディア)の多くが、本来のサービス目的と違った方向で使われていて面白いなぁと感じている。いや、そうでなくちゃソーシャルメディアの価値は上がらないかもと思い始めている。
例をあげてくとキリないけど・・・
・addしておくと便利な10個のTwitterボット | その他(IT) | 毎日がアップデート | あすなろBLOG
ボットとか言われているけど。コミュニケーションツールを「一方的」な通知のツールとして使ってしまう。でも、滞在率が高いtwitterで最新情報が受け取れるのは本当に便利。送信側、受信側の双方でメリットを感じられる。
・PostToTwitterプラグイン
・Jimi_Bandrix::Blog » Blog Archive » WP Post to Twitter
・Twitbacker – Pingでブログの更新情報をTwitterに!!
・[p2t]updatePing2Twitter
ブログからtwitterにお知らせ。別々のサービスをつなげる(同期する)仕組みは便利。
・仮説:twitter は SEO 対策として有効なのでは?
ツールが流行れば、間接的な効果(この場合SEO)がでてくる可能性もある。それらをうまく使う。
・ミニブログ(Twitter,Tumblr,Jaiku)をRSSアグリゲータとして使い倒す
I/Oがしっかりしていると、アグリケータ(というかフィルター)的な使い方もできる。
・Tumblr共有アカウントと専門Tumblrまとめ | caramel*vanilla
アカウントを共有してUGCしちゃう。これはツールというより人によるフィルタリングかもしれないけど。
・はてブコメント問題論争感想 – ぶろしき
コメント欄の状況が良いとか悪いとかの議論はしません(じゃあ上の参照リンクはなんだ?)。でも、はてなはコメント欄をコミュニケーションのために作ったわけではない気がする。制限文字数が少な過ぎるし、1回しか書けないし。それでも、ブックマーカーは文字数足りない分をurlはってエントリーにリンクさせたり、スラッシュで区切って複数回のコメントを表したり工夫して使っている。エントリー主を無視してブックマーカー同士、上下で会話してたりね。
(全体の一部かもしれないけど)これだけ愛されているツールも珍しい気がする。
まとめ(る気はないけど)
(やっぱり、電車で30分じゃ半分くらいしかかけなかった。てかofflineじゃ参照リンクわからんかった)
冒頭、「本来のサービス目的と違った方向で使われていて」と書いたけど、オレがそういう使い方をしすぎ(!)なだけかも。
以下、多様な使われ方をしやすくするために、サービス提供側が心掛けるべきと思う事。
1)ゆるい規約(自由度があるほうがユーザが工夫する)
2)シンプルなUI(多機能すぎても使わない。必要ならユーザが工夫する)
3)APIは必須(マッシュアップの元、最低限RSSは付けてほしい)
タイトに設計して良くでき(すぎ)ているサービスは、ユーザはただ使う以上の事を考えない。
フィードバックも期待できない。
だったら逆に、サービス側はとりあえずシンプルな UI と API を用意する。
あとはユーザが使い方も、実際のツールも作ってくれる。
自分が参加したサービスには普通以上の愛情を抱くもの。
自分でにぎったおむすびがやたらおいしいのと一緒。