いよいよ、最後の地下鉄新線といわれている副都心線が開通する6月14日まであと10日となりました。
・東京メトロ|副都心 縦断。
通勤で有楽町線を使うので、結構前から気になってたんです。
いや、宮崎あおいの話じゃないですよ。副都心線です。
・東京メトロ|DO! TOKYO HEART|
DO! TOKYO HEARTのサイトの方にはCMの動画とかもあります。
って、だから宮崎あおいの話じゃないっつーの。
副都心線が東京を変える!?
副都心線はその名の通り、三大副都心(池袋、新宿、渋谷)を縦断する事から路線名が付けられたそうです。
大げさに言えば、副都心線の開通が、東京の町を大きく変貌させるきっかけになるような気がしてならないのである。
開通に合わせて、この三大副都心周辺に商業施設ができて大にぎわいって事でしょうね。ただ、この3駅を縦断するといえば、すでにJRの山手線や埼京線があるのでそれほど極端な経済効果があるのか?という声もあるようです。
地下鉄ではめずらしい急行運転で早い
地下鉄というと停車駅が多くて時間がかかる印象があるかもしれませんが、副都心線はそうではないようです。
東京地下鉄では東西線の快速に続く地下鉄線内無料優等列車として和光市駅~渋谷駅間の全線で急行運転が実施される。「急行」に加え、平日朝夕ラッシュ時には「通勤急行」も運転される。停車駅は、急行が和光市・小竹向原・池袋・新宿三丁目・渋谷、通勤急行が和光市~小竹向原間の各駅と池袋・新宿三丁目・渋谷である。
急行運転があるため、池袋〜渋谷間が埼京線・湘南新宿ラインと同等の11分で結ぶんだそうです。各駅停車でも山手線と同等の16分だそうですから速さでは引けをとりません。
副都心エリアはビジネスの要地でもありますから、同じエリアを通る路線が増える事によって通勤ラッシュの緩和には一役かう事は間違いないでしょう。
本当に恩恵にあずかるのは埼玉南西部の住民では?
ここまで書くと、池袋〜渋谷間の電車が空くかもしれないくらいで大した事無いんじゃって思ってしまいそうです。が、実は一番の利点だと思っている事をまだ書いていません。それが、東武東上線・西武池袋線からの直通運転です。
埼玉南西部から池袋へ結ぶこの2路線は、6月14日の副都心線開通と合わせて直通運転を開始する事をすでに発表しています。
・東武東上線のリリース
・西武池袋線のリリース
2路線とも特に朝ラッシュの時間帯には渋谷行き直通を多めに走らすので、通勤には非常に有利になります。乗り換えが無いという事は、ずっと座っていけるかもしれないですものね。毎日通勤するお父さんにはすごくありがたいはず。
なんかそうすると、和光市から川越市、所沢市から飯能市あたりのエリアが人気でてくるかもしれないですね。今までも池袋あたりで仕事している人のベッドタウンという位置づけでしたが、新宿・渋谷までも難なく行けますからね。
まとめ
そういえば最近ガソリン値上げでガックリしたエントリーなんかも書いたんですが、車に乗りづらくなっている世の中で電車が便利になっていくのは良いニュースですね。
通勤に便利という話はしましたが、乗り換えがないと子連れの場合にも助かったりするのでファミリーにもありがたい話かもしれません。休日は郊外の大型ショッピングモールに行く事が多いんですが、子供が生まれる前みたいに電車で都心に繰り出すってのも良いかもしれないなぁ。
今後は東急東横線への乗り入れも計画しているようで横浜方面への利便性も高まるとか。
開通が多いに楽しみです。
■参考ページ
・東京メトロ|副都心 縦断。
・東京メトロ|DO! TOKYO HEART|
・東京地下鉄副都心線 – Wikipedia
・東京メトロ|副都心線 駅情報 — 6/14以降の時刻表もあります