POLAR BEAR BLOGさんでこんなエントリーがありました。
まだ一部の政治系動画に限定されているようですが、YouTube で”Click to download”というリンクが表示されるようになり(上のスクリーンショットの左下、”Rate”のすぐ上に注目)、文字通りコンテンツをダウンロードすることができるようになりました:
実際にYouTubeのページで確かめてみると確かに「Click to download」が表示されています。
・YouTube – 1/17/09: Your Weekly Address
ついに、YouTubeが公式にダウンロードをサポートするのでしょうか!?
実際にダウンロードしてみた動画は「&fmt=18」で呼び出される、いわゆる「iPod用」のMP4形式でした。
(動画の形式はこちらで確認:YoutubeのHD動画正式対応で、改めて動画形式をまとめてみる)
で、リンク先のURLなんですが、YouTubeからダウンロードする場合にはおなじみの「/get_video」APIではなく、動画ファイルが実際に保存されていると思われる「http://v**.cache.googlevideo.com/videoplayback〜」というGoogleのキャッシュサーバを指していました。
公式にダウンロードのサポート(メニュー化)はまだ先か…
個人的な予想ですが、今回のダウンロード出現は一時的なものかと思っています。
というのもダウンロードLINKを公式なものするのであれば、直接呼び出されるURLはParmalink(恒久的なURL)にすると思うし、逆に直リンクを避けるのであればJavaScriptの関数を介して呼び出されるように何らかのWrappingをすると思うからです。
すでに、多くの人が知っている「/get_video」というダウンロード用URLにしても、本来はFlashから動画ファイルを取得するためのインターフェイスであって、ユーザーが直接ダウンロードするためのものではないでしょうし(といいつつ、拙作の各ツールで存分に使用させてもらっていますけどね。)
それからもう一つ、著作権に対する問題もあります。
日本国内ではダウンロード違法化の方向に傾いており、公式にダウンロードをサポートするのには法律の高い壁が存在します。もちろん、著作権違反の動画に対する自動チェックなど、システム側での対策の精度が上がれば、これらの仕組みも実現するのでしょうが…。
とはいえ、最近のYouTubeの動きの早さからするともしかしたらすぐに対応してしまうかもしれませんね。楽しみです。
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余談ですが、すぐにダウンロードしたいって人は色々ツールがありますよ。
っていうか、いまのところ YouTube HD Suite が最強www
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